2010年8月30日月曜日

満員都市対抗野球

先週末東京に・・・

電車の中で「27日広島VS巨人 東京ドーム」
の広告が目に入りました。

数年前、ポール・マッカトニーのコンサートで東京ドームに行ったことはあるものの、野球は初めて。「ドーム野球デビュー」に行くことにしました。





チケット販売所で、気づいたのは27日の広島VS巨人戦は、実は9月のこと・・・

当日行われる試合は、いわゆるノンプロ野球でした。




ま、いいか・・・・、ドームの野球デビューにはかわらない。
バックネットの席で観戦することにしました。


ノンプロ野球の全国大会の開幕戦で、「東京ガス VS NTT西日本」の対戦でした。
試合前の、野球殿堂入りの表彰では、「あっぱれ」「喝~」でおなじみの大沢親分も来られていました。


6時半から試合開始。
「まあ、ノンプロ野球か・・・」とたかをくくっていた私は、7時を過ぎ始めたころから驚きに変わっていました。


いつの間にか、ドームが殆ど満員状態になっているではありませんか。
内野・外野、1~3階席と1塁側はNTT、3塁側は東京ガス・・・ほぼ満員。


テレビ中継でみるプロ野球でも、空席が目立つのに・・・


そして応援がすごい・・・NTTはオレンジのチューブ型応援棒。東京ガスは黄色い団扇・・・
ピンチとチャンスの中で、大歓声と、オレンジと黄色が球場半分で揺れ動くのです。


NTT西日本は大阪市の代表。これだけの人数が大阪から????
1万人以上は絶対にいるはずです。
聞いてみると、NTT東日本の人も応援しているとのこと・・・


いずれにしても、1万人以上の人が、自分の会社を一所懸命応援する
という場面を初めてみました。


試合中は、声を枯らし、自社の選手・会社名を叫び、
そして試合後は、コミュニケーションの共通のネタとして、
話題になる・・・・


数年前、日産の大リストラの時に、
ゴーンさんが、野球を観戦し、
企業の再興に結びつくと、存続を決めた
とぃうことがありました。


このドームの雰囲気を直に体験して、ゴーンさんを
動かしたものが理解できるような気がしました。


途中、バックネットから、一塁側のNTTの応援席に移動し、
にわかNTT社員になり、オレンジのチューブを片手に、
その熱気を渦中で感じました


「現場体験の重要性」を再確認させていただきました。


NTT西日本さん、チューブありがとうございました。

2010年8月23日月曜日

講演会「『坂の上の雲』に学ぶ中小企業経営力 パート2」

今年の1月に広島銀行トゥモロークラブで講演をさせていただいた。
本日、同テーマで「パート2」としてお話させていただいた。

パート1では、作戦・計画の話を中心、
今回のパート2では、アイデンティティーについて。

最後まで熱心に耳を傾けてもらった。

改めて、「アイデンティティーとは?」と聞かれると
一言で言い表すのは難しいのかもしれない。

しかしながら、暗黙のうちに自社のアイデンティティー
にもとづいた行動を行っている会社もある。

その暗黙知を、明確に定義し、形式知化すること
により、よりくっきりして鮮やかにでき、
高い社員のモチベーションの向上に資することができたり、
より他社との区別化を促進できるようになる。

本日は、皆さんありがとうございました。

そして広島銀行の皆さんありがとうございました。

2010年8月19日木曜日

おいしい給食

お盆で帰省した。
中学時代の同級生が12人集まった。
聞くところによると、周囲の市町村は学校の給食制度があるものの、
どうも私の故郷の市には、給食がないらしい。

以前は各々の学校で給食を作っていたが、その制度が廃止になり、
市町村で給食センターをつくり学校に供給するという体制に変わっていった。
その体制が遅れているとのことのようだ。

ただ、美味しいのは、各々の学校で作った給食だという・・・・

厳しいコスト管理等々で限られた食材で、
シビアに運営していかなければならない事情も
センター方式にはあるのであろう。
それだけだろうか・・・・

顧客が見えているか?という観点で考えると、

各々の学校で作るものは、
学校の近所のおばさんが、近所の子供のために作り、

隣の、太郎ちゃんの顔が浮かび・・・・、
「おはよございます」と挨拶してくれる花子ちゃんのが顔がうかぶ・・・
登校してくる生徒が、そして校庭で遊ぶ生徒が、給食室から見える・・・

というあんばいに、顧客が見えているのではないだろうか。

一方、センター方式だと、物理的に学校から
どうしても離れてしまい、生徒の顔が見えにくなってしまう。

今更、各々の学校で給食というのは、無理なのかもしれない。
給食センターに委ねざるを得ないのかもしれない。

大切なことは、給食センター方式であっても、顧客を常に意識する
仕組みをきちんと、ビルド・インしておくことなのである。

お弁当作るのが、お母さんは大変だ・・・
と言ってたけど、この論理からすると、一番美味しいのは
お弁当なんだけどな・・・・・・

2010年8月11日水曜日

台風で・・・・

広島も、夕方から台風で、風雨が強くなりました。

夕方のミーティングの後に予定されていた、
某社の先月の目標達成祝賀会が
その影響で、残念ながら「中止」となってしまいました。

皆の「喜ぶ顔」が見れなくて残念でした。

帰ってテレビを見ていると、戦争中に「わらわせ隊」があったという
番組をしていました。
戦地に赴き、慰問として「お笑い」をしていた・・・
というものでした。

その場面の兵士の写真が紹介されていました。
写真に写っている笑顔がなんともいえませんでした。

厳しい環境の中でこそ、
本当の喜びを感じ
笑顔がより光るんだろな。

また、次の機会に皆の笑顔を楽しみにしよう。

2010年8月7日土曜日

メルマガ発行しました

昨年の11月に配信を開始したメールマガジン。
本日、8月号を配信しました。

いつもは、司馬遼太郎作品の中から、珠玉の言葉を選んでご紹介しています。
8月7日は司馬さんの誕生日ということもあり、司馬さんが自ら語られたインタビュー
から取り上げました。

他の原稿書き、修正等々で、今回のメルマガ準備ではあたふたしましたが、
何とか、配信できてほっとしています。

お盆あけたら、9月号のことを考えないと・・・・

2010年8月2日月曜日

「ポイント」って・・・・・

息子 「あの店、店員がうるさいんだよ。
     いつも、『無料ですので、ポイントカード作りませんか』っていうんだ。
     何度も断っているのに・・・・・
     ポイント制度って、何の意味があるの?」

 私 「顧客の囲い込みのためとか・・・・」

息子 「そもそも、『ポイントを差し上げます』っていうの変じゃない???」

 私  「は?」

息子 「『ポイント』はお客にあげるものでなくて、
     お客から『ポイント』を獲得するのが仕事じゃないの・・・」

という、息子との会話。

本質をついているように思う。

お客様から「ありがとう・・・」と言ってもらえるような接客をする。
これが、顧客からポイントを獲得するということ。
そして一番重要なこと。

顧客にポイントを提供するという、いわゆる「ポイント制度」というものは
その補完に過ぎない・・・。

多くの会社で、このポイント制度が導入されている。
いろいろな活用方法があり、有効な手段であることは間違いない。

しかしながら、お客様から「ありがとう」といっていただけるような
接客をすることを、忘れてはならないのではないだろうか。