2014年4月20日日曜日

われに七難八苦・・ 史跡探訪 月山富田城



4月17日に某医薬品商社で講演のため松江に行ってきました。
テーマは「ホントの経営101 〜リーダー編〜」で
約1時間半お話してしてきました。
「いつもは、居眠りしそうな輩が、最後まで熱心に聞いていました」
との主催者からもコメントいただき、
一定の成果はあったようです。

終わったのが15時前で、このまま広島に帰るのはもったいない・・、
松江市街地から小一時間車を走らせ、
月山富田城の史跡見学してきました。

戦国時代山陰を治めていた尼子の居城です。

千畳平という広場で、軍勢が勢揃いをする場

尼子3代城主を祀る尼子神社

そして「われに七難八苦を与えよ」の山中鹿之介が・・
播磨の上月城落城の後に、備中松山城に護送途中で暗殺されたのでした。

山中御殿の石垣

山中御殿の跡


立派な石垣が張り巡らせていました。

 山中御殿から本丸への軍用道




標高191メートルながら、久しぶりの山城歩きは息が切れました。
そして本丸からの眺め
宍道湖と広瀬町の町並みが一望できます。
















毛利元就の居城の広島の郡山城と比較して、
毛利に敗れた尼子の富田城の方が立派な山城でした。

日本庭園で有名な、足立美術館の近くです。
運動がてらに、月山富田城も登られてはいかがでしょう。

2014年4月10日木曜日

「人のよろこびや悲しみを・・・」メルマガ第54号配信しました。

本日、メールマガジン
「司馬遼太郎作品に学ぶ経営心得」第54号
を配信しました。

今回も前回に引続き、軍師 黒田官兵衛を描いた
「播磨灘物語」からご紹介しています。

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「人のよろこびや悲しみを素直に感じとれる感受性で
          物事を考えればほぼあやまちがない」
     (播磨灘物語 3巻 別所衆)

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IQ(知能指数)とEQ(情緒指数)についてコメントしています。
是非、御覧下さい。

2014年4月7日月曜日

「解けない方程式」から部下を解放する

2+3=5

その左辺の変数が、2から1になってしまう。
でも、合計は5にしたい。
1+3→5

これは成り立たない方程式です。

合計を「5」にする方法が無いだろうか? といくら考えても、
時間が過ぎて行くばかりで、解決はつきません。

解けない方程式を解こうとしているのと同じです。

部下が解けない方程式に取り組んでいるのであれば
すぐさま、

1+3=4 か、
1+(1)+3=5

短期的には、どちらか一方しか無いことを教え
「解けない方程式」から部下を解放してやる必要があります。

ただ、長期的には1+3=5にできる可能性もあること、
そして、そのアイデアを期待していることも併せて話しながら。

左辺を投下資源、右辺をパフォーマンスに置き換えて
考えてみてください。