2017年4月28日金曜日

「人は信じろ 仕事は疑え」

ある幹部に、

「部下に仕事を任せたから大丈夫」
ではなく、その仕事の中身・品質を確認する必要がある。
いくらまじめに、真剣に取り組んでくれていても、
ミスをすることがあるのだから・・・

と、指導していた時のことです。

「『人は信じろ 仕事は疑え』だよ」
という私のアドバイスに、

「今日初めて、腑に落ちました。」
えらく納得した様子でうなずく幹部。

仕事の中身・品質のcheck自体の必要性は理解してものの、
何か引っかかっていたものがあった様子。

その引っかかっていたものを確認してみると、

「同様の趣旨を『人は信じるな』って教えられて・・・」

とのこと。

部下を信じていないという心が伝わるようで、
しっくりこなかった、というものでした。

ちょっとした言葉の綾が、心に引っかかりつくるようです。

仕事は疑って、
しっかり見て、
エラーは未然に防止し、
褒めるところはしっかり褒めて・・・

2017年4月24日月曜日

「挨拶」 これだけのことで・・・

初々しい新入社員が入社して、
1ヶ月が経とうしています。

新入社員研修では、
例外なく「挨拶」の重要性が説明され、
挨拶の訓練が行われます。

挨拶に関して、先日息子とこんな会話がありました。

町内会での集まりで、息子と同じ職場に勤める奥さんに
「息子さん、挨拶もきちんとされてて、礼儀正しくて・・」
と褒めていただきました。

帰って、息子にこの旨を伝えると・・・
「チョロイよね、こんなことで褒めらるんだから」

なんと、不遜なことをと言うのかと、
「お前なあ~」と言いかけると・・

「みんながキチンと挨拶できたら、目立たなくなるけどね。
 こんな簡単なことくらいすればいいのに・・
 世間では『基本的な挨拶もできない』ってことなんかね」

と返す息子に、

「まあ、そういうことなんだわ。」

と納得しつつ

「難しいことは、できなくても仕方ないけど
 簡単で、自分のできることはしっかりやれよ」

と付け加えたのでした。

2017年4月17日月曜日

あなたの「Red Line」は?

最近、「Red Line」という言葉を、
シリア、北朝鮮問題で頻繁に耳にします。
「越えてはならない一線」
という意味のようです。

国防・外交の問題は当局に任せて、
このコラムは経営の「Red Line」というテーマです。

多くの中小企業経営者とお話しする中で、
それぞれ自分の「Red Line」をお持ちになっているようです。

ある経営者は、経常利益1億円以下、
ある経営者は、赤字転落
ある経営者は、○月先の資金繰りが・・・

と、越えてはならない一線を持っていて、
このRed Lineを超えると、
経営者の本気モードにスイッチがはいる一線です。

業績はこのRed Lineのレベルに収斂していきます。

Red Lineが「経常利益1億円以下」の会社は、
経常利益1億円前後で収斂し、

Red Lineが「赤字転落」の会社は、
利益が出る・出ないというレベル収斂することになります。

自らひくRed Lineのレベルに収斂します。

あなたのひく「Red Line」のレベルは?
もう少し高く「Red Line」を引いてみては?

2017年4月10日月曜日

「智恵より大事なのは覚悟や」メルマガ第90号

本日、表記メルマガを配信しました。

1982年に公開された「鬼龍院花子の生涯」
夏目雅子主演)という映画がありました。
花子の父、鬼政は少年時代に
関西で無宿渡世となり、
その時の親分が侠客小林佐兵衛です。

今回は、その小林佐兵衛を描いた
「俄 -浪華遊侠伝- 」からご紹介しています



◇◆◇◆◆◆◆◆◇◆ ◆◆◆◆◆◇◆◇◆◇◆

   智恵より大事なのは覚悟や

  「俄 -浪華遊侠伝- 」北野の雪

◆◆◆◆◆◇◆・◆◆◆◆◆◇◆・◆◆◆◆◆

是非、ご一読を!!