2022年6月17日金曜日

初めての本の「買い替え」

第152号のメルマガ発行に際して、
小説「峠」を手に取りました。

関心を持った箇所に、
鉛筆やラインマーカーで線が引き、
付箋が貼り付け、
またページの上端を三角に織り込みと、
酷使してきた本です。

読み返していると、ページがポロポロと剥がれる落ちます。
落ちないようにしながらページをめくらなければならない状態。
確認してみると、平成6年の28年前に印刷です。

ということで、今回買い替えることにしました。

読んだことを忘れて、同じものを購入してしまったことは
今まで数度ありました。
意図して同じ本の買い替えをしたのは、今回が初めてでした。


古いのは上下2巻で、全1,139ページ 合計1,320円
新しいのは、上中下の3巻で、全1,518ページ 合計2,360円

ページ数では33%増、価格は78%増となっていました。
この28年の物価上昇がわずかだったことを考えると、
この増加率の差のほとんどは、付加価値のアップ??
確かに、文字も大きくなっており、1ページ当たり

旧版 860文字(43文字×20行)
新版 608文字(38文字・16行)

と、ずいぶん読みやすくなっていました。