2022年10月25日火曜日

よくある話(データがばらばら)

ある目的で、某社の3つの部門から資料を入手しました。

営業部は受注獲得のため、
製造部は製造計画のため、
経理は損益確認・資金手当てのため、

に作成された資料で、それぞれの目的は違います。

ただ、その基礎となる現状の売上金額は
同じはずです、同じでなければなりません。

ところが、それぞれ違うのです。

売上に、何を認識していて、何を認識していないのか?
と3つの資料を突き合わせるだけで頭が痛くなりました。

中小企業ではよくある話です。

それぞれの部門が認識する範囲の情報で資料を作成し、
部門間の整合性がとれていない、というケースです。

これでは経営者は、
何を信じて判断すればいいのか困惑することになります。

この問題の根本的な原因は、
オーソライズされた(公式)なデータが
存在しないことにあります。

オーソライズされた(公式)なデータを基礎にして、
各部門がそれぞれの目的に合わせた資料を作成する

という案配にすることです。