2013年4月22日月曜日

好かれるリーダー??

尊敬されるリーダーもいれば、
形式上は話を聞いていても、実質的には無視されているリーダーも。

話をじっくり聞いてくれるリダーもいれば、
いつもガミガミ小言ばかりのリダーも。

様々なリーダーが存在します。

今日は、二つの軸からリーダーを分類してみましょう。

一つは「好かれる」か「嫌われるか」
もう一つは「頼りになるか」「頼りにならないか」という軸です。

4つの分類が見えてきます。

1「好かれ」x「頼りになる」
2「好かれ」x「頼りにならない」
3「嫌われ」x「頼りになる」
4「嫌われ」x「頼りにならない」

もっとも良いのは、1の「好かれ」x「頼りになる」
は言うまでもありません。

最悪なのは、4の「嫌われ」x「頼りにならない」
というのも言うまでもありません。
存在価値なしです。不要な存在です。

問題は、2と3です。

嫌われること、より好かれることの方がいいには決まっています。
それが、人間の性です。
しかしながら、好かれよう、好かれようとすると、
チームへの配慮の方が、チームの目的や目標よりも優先して
しまうようになります。

リーダーの役割とは、チームに所定の成果をもたらすことにあります。
少々厳しいことや、口うるさいことを言わざるを得ない局面ばかりです。
嫌われても、この人に率いられていば必ず所定の成果を得られる
という信頼関係、頼りになるという関係が優先です。

ついつい、「リーダーは好かれなければならない」
錯覚してしまうことがあるものです。

まずは、目指すは「嫌われ」ても「頼りになる」からスタートです。
それらの積み重ねの中で、そのリーダーの根っこの部分
を理解することを通じて
いつしか「好かれ」&「頼りになる」に変わっていくのです。