2015年2月1日日曜日

賞与配分制度(三つ割銀制度)

クライアントから、
賞与の分配システムを設定したい
という要望があり、

所定利益を超えた部分の

1/3を将来に備え内部留保とし、
1/3を将来への投資に
1/3を賞与へ

というコンセプトの下に制度を導入し、運用しています。

なかなかいいコンセプトと自画自賛していたところ・・・・

それがなんと220年前
類似のコンセプトで実行していた会社がありました。
創業1566年の西川グループです。

中興の祖といわれる7代目の利助の時代に
「三つ割銀制度」という名で、

・家事などに備えた積立
・本家が事業資金として蓄え
・奉公人へのボーナス

として1/3づつ利益を処分していたようです。

当時は、ボーナス制度自体が斬新だったようです。

「へえ~」って、クライアントの社長は驚いていらっしゃいました。