2016年3月14日月曜日

枠を越えて考える 

「○○に挑戦しようと思うんだけど、計画を立ててみてくれる?」
と上司からの指示が・・・

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部下A君
「△△という問題、××という問題が発生します。
 難しいです」

部下B君
「△△という問題、××という問題が発生します。
 △△という問題が発生しますが、
 □□することで対処できます。
 しかしながら××という問題は、
 ◆◆が不足しています。
 難しいです。」

部下C君
「△△という問題、××という問題が発生します。
 △△という問題が発生しますが、
 □□することで対処できます。
 しかしながら××という問題は、
 ◆◆が不足しています。
 ◆◆の不足という課題を解決するために
 ★★の資源の投入をお願いします。」

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部下C君がいいことは言うまでありません。

「ちょっと考えて、問題があるからできない」
というA君は論外です。

論じたいのは、B君とC君との違いです。

両方とも
「発生する問題を、何とか解決できないか」
と考える、取り組み姿勢では同じです。

違うところは、
「現行の枠内で考えるか、その枠を越えて考えるか」
ということです。

B君は、問題を解決すべく考えるも、
現在の枠の中では解決策が見いだせない。

一方、C君は現在の枠では解決策は見いだせないものの、
枠自体を変えることまで考えています

本格的な変革にチャレンジする際には、
現行の枠を越えて考える必要があります。

チャレンジしたいと思っていても、
現行の枠内で考えている限り、
DD(ドン詰まり、堂々巡り)状態に陥ります。

これが、よく言われる

「できない理由を考えるのではなく
          できる理由を考える」

一つの視点です