2010年1月30日土曜日

「真摯に・・・・、小手先ではいかん」

某社常務と久しぶりにお話した。

その常務さんは、創業者から2代目への代替わりを管理部門を中心に支えててこられた方。
中小企業には、つきものの代替わりに伴ういろいろな問題を、2代目社長とともに乗り切ってこられた。

銀行との折衝も数知れず。

「なにしろ理解してもらうこと、真摯に・・・、小手先ではいかん」

という言葉が印象的であった。

この厳しい環境のなか、計画通りに行くほうが希れ。
上手くいかない現実を見たくない・・・
「カッコ悪い」ところなんて、できるだけ見られたくない・・・
というのが人間の性。

そしてある意味、生命線を握っている、銀行には
いろいろと隠したいことも出てくる。
突っ込まれたくないところも出てくる。

大切なことは、問題にきちんと向き合っているかということ。
すなわち、問題の原因を徹底的に押さえて、対策を立てているかということ、
更に言えば、その対策に真剣に取り組んでいるか・・・ということ。
そして、それを協力者(この場合は銀行)に、理解してもらっているかということ・・・

「なにしろ理解してもらうこと、真摯に・・・、小手先ではいかん」
という常務さんの言葉は、「信頼」の本質を語っているように思う。

近々、後進にバトンタッチされ、第1線を退かれるとのこと、
常務さんの姿勢を、後任の方には是非引き継いで欲しい。

ちょっと早いけど、常務さん、本当にご苦労様でした。