2015年4月27日月曜日

ひとつひとつ積み重ねて??

「ひとつの仕事に全力を傾ける!」

大切なことです。

「そして、それらをひとつひとつを積み重ねて・・」

これも言うまでもなく大切な行動原則です。

しかしながら、

「積み重ねて、今いくつになってる?」

という質問に、明確に答が戻ってこないことがあります。
全体感が欠落している状態です。

幹部社員・管理職に頭を悩ましている組織に
発生していることがあります。
全体感を共有する仕組みが動いてないのです。

幹部社員・管理職の個の技能の問題を考える前に、
全体感を把握し共有する仕組みについて
考えてみる必要はないでしょうか?

2015年4月19日日曜日

感動の社長交代パーティー

昨日、某社の社長交代パーティーに参加してきました。

登記上の交代は1月前におこなわれ実務的にも
新しい体制で動きつつあるも、
ひとつの区切りとして行われたパーティーでした。

会長(旧社長)の

「いままで、いろいろなことがあったけど、
 思い出すのは、いい思い出ばかり・・・・」

という挨拶がありました。

私の知っていいるご苦労だけでも
半端なものではありません。

真剣に向き合い・充実した時間を
積み重ねてこられたからこその境地です。

心を打たれた挨拶で、うるっと・・・ときたのでした。

新社長とは、数ヶ月に渡り

「何を守り、何を変えるのか?」
「何がしたいのか?」

と何度も質問を繰り返し

「概念的に頭で考えるのではなく、
 腹に落ちるまで、なんども自問自答すること」

と、時には厳しい言葉も投げてきました。

そして昨日の新社長の言葉には、
他ならぬ決意が滲みでていました。

これまた感動させていただきました。

今回のパーティーには、
サプライズや社員さんのいろいろなアイデアが
もり沢山で、あっという間の時間でした。

つい先日、マスコミを騒がせた上場会社の
社長の交代ドタバタ劇を忘れさせるような
爽やかで・温かいパーティーでした。

お招きいただきありがとうございました。

そして、会社の大きなエポックに
関わらせていただけたこと、
心より感謝いたします。

2015年4月14日火曜日

「創意工夫」って?

4文字熟語としてポピュラーな

「創意工夫」

辞書でその意味を調べてみると、

~考えをめぐらせて、新しい方法や手段を見つけ出すこと~

と紹介されており、今までこの意味で理解していました。
そして、この意味が日本語的にも、
国語的にも正しいものだと思います。

ある会社で、この4文字熟語が
「創意」と「工夫」に
分割されて額に掲げてありました。

最初は、「創意工夫」が分割されている・・・
という程度の認識だったのですが、

あえて、分割されている意味を考えてみると

「創意」があって「工夫」がある。
すなわち、「こうしたい、ああいしたい」という
意思(目的や目標)が創られ、
そして初めて「どうすればいい・・・」という工夫が生まれる

という、大切なことに気づかされました。

新しい方法や手段を考える前に、
何を達成したいのか?
何を目的とするのか?
という意思が明確になっているのか

と自問自答してみる必要があるのかも知れません。

2015年4月10日金曜日

「事をなすべく目標を持ち・・」 メルマガ第66号

本日、「司馬遼太郎作品に学ぶ経営心得」第66号を配信しました。

「世に棲む日日」から
高杉晋作が、藩内革命をおこし「倒幕」に変えた
ころの場面からご紹介しています。

「事をなすべく目標を持ち、
  それにむかって生死を誓いつつ
  突き進んでいるときは、どの人間の姿も美しい。
  が、ひとたび成功し、
  集団として目標をうしなってしまえば、
  そのエネルギーは仲間同士の葛藤に向けられる」

     世に棲む日日(4巻) 海峡の春

是非、ご一読を!!

2015年4月4日土曜日

少しでも新しいものを取り入れる

仕事の多くは、繰り返しの業務です。

1日単位で繰り返されるものもあれば
1月単位、半年単位、1年単位・・・・

で繰り返されるものもあります。

自動車の数年にわたる新車開発も、
大きくとらえれば繰り返しの業務と言う
ことができます。

これらの繰り返しの業務の中に、

それだけの新しいものを反映できるか?

が企業の根っこの力です。

「どんな、些細なことでもいい、
  少しでも、新しいものを取り入れる」

という感覚が当たり前になるように
していく必要があります。
ひいては、会社の進歩につながっていくのだから