2011年5月23日月曜日

城崎にて

舞鶴旅行の帰りすこし足を伸ばし、天橋立、城崎に立ち寄りました。
城崎と言えば、志賀直哉の「城崎にて」です。
文学館を訪ねたみました。町のいたるところに文学碑があるようです。

その中で見つけました。司馬遼太郎さんの碑。

元治元年の蛤御門で敗北しした桂小五郎が城崎に身を隠していたのでした。




当時「湯島村」といったいまの城崎温泉にある
湯治宿松本屋にたのんで湯治客になりすました。

松本屋は現今の屋号は「つたや」という。
当時はわらぶきの百姓家風の家造りで、
田地を持ち、半農半宿だった。



舞鶴では、坂の上の雲で旅順閉塞作戦の広瀬中佐の書を見ることができたり、
細川幽斎の田辺城を見学できたりで、
丹後旅行を楽しめました。

まつという後家が主人で、
一人娘にタキというのがいる。
タキが桂の身のまわりの世話をやっているうちに
自然の事がおこり、身重になった。ただし流産をした。

「竜馬がゆく」 6巻 希望



  


舞鶴では、坂の上の雲で旅順閉塞作戦の広瀬中佐の書を見ることができたり、
細川幽斎の田辺城を見学できたりで、
丹後旅行を楽しめました。

2011年5月13日金曜日

講演会

本日、中国建設機械レンタル業協会の総会にお招きいただき
「歴史に学ぶ中小企業経営力」というテーマで1時間半の講演をしてきました。





事前の打ち合わせは「ばっちり・・・」
白板とお話しだけで・・・・というパターンも頻繁にありましたが、
今回はスライドを多用することで始めました。

ところが、途中PCが調子が思うようにならず、
30枚用意したスライドの後半10枚はスライドなしで・・・(あらら・・・)

  
無事、講演を終え参加者の食事会にも参加させていただきました。

「うちの社長、先生(私のこと)の本読んだんでしょうかね・・・
 同じような趣旨のことをいつも言ってるんです・・・」

「本(私の著書「坂の上の雲に学ぶ中小企業経営力」)はどこで買えます?」

「自分の取り組んでいる方向性で、よかったと確信しました」

「自信をもらいました」

「当社にもZ旗を掲げていました・・・」

等々いろいろな、お言葉を頂戴しました。

社交辞令はあるにせよ、何らかのお役に立てたのではないかと・・・
途中PCのトラブルがあっただけに、胸をなでおろしました。

皆さん本当に熱心にお聞きいただき、本当にありがとうございました。

講演の中で幕末の備中松山藩の財政改革をした山田方谷、
そしてその教えを受けた河合継之助の話を少ししたのですが、
その出身者の方もいらっしゃたり、河合継之助のファンもいらっしゃたり
と、話が盛り上がりました。

本当に楽しい会でした。

中国建設機械レンタル業協会の一層の発展をお祈り申し上げます。
事前の準備、そして細やかご配慮を頂戴し、心より感謝いたします。

2011年5月4日水曜日

来期の計画

3月決算、そして来期へ・・・ということで
来期の計画のクライアントの皆さんと考える機会が
このところ頻繁にありました。

以前、「うちの経営計画書を見てくれないか・・・」
「どうも計画書どおり動かない・・・」
というご相談を受け、見てみるとなんと分厚い、立派な(?)計画書でした。
過去に、うん百万円かけて作成を指導してもらったとのことでした。

原因は、計画書を作成することが目的となっていたところにありました。
「経営計画を作る」ということが恒例行事になっていたのです。

恒例行事にすべきは、

「昨年を振り返り、そして顧客環境や、競争環境を見渡し、
 自社に何に重点的に取り組むべきかを徹底的に考えること
 そして、その実行を誓うこと」

なのです。

それを、紙の上に表現したものが経営計画にすぎません。

大切なことは、経営計画を作ることではなく、
自社の経営を徹底的に考えることなのです。