2015年12月28日月曜日

「自ら(の組織)を信じて、決断を下す」

先日「海難1890 」という日本とトルコの関係を描いた
映画を見る機会がありました。

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1890年 
トルコ軍艦「エルトゥールル号海難事件」が
和歌山県串本町沖で発生。
乗組員618人のうち69人が、
地元住民による献身的な救助活動により救助されました。

この救助活動はトルコの人々の心に深く刻まれました

そして、時は流れ1985年
イラン・イラク戦争勃発。
在イランの自国民救出の為、
各国は救援機を飛ばし次々とイランを脱出しました。

しかしながら、日本政府は救援機を飛ばすことが
危険と判断し救助要請に応えられませんでした。

それを、トルコ政府が救援機を飛ばし
日本人を救ってくれた

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というストーリーです。

印象的だったのは、当時のトルコ首相の
日本人のための追加派遣を決める場面です

この追加派遣には
「自国民(トルコ人)を危険にさらすことになる」
という周囲の反対がありました。

しかしながら、オザル首相は、
人助けができる国民であると信じ、
とそれらの反対を押し切り
追加救援を決断します

「自ら(の組織)を信じて、決断を下す」

 リーダーの原点を見たような場面でした。

自らの組織に、
難しいだろうから・・・
できないだろうから・・・
と信じれず、落としどころを決めるのとは違います。

自らの組織を信じる力

リーダーにとって大切な能力であることを
再認識させられたのでした。

映画の最後の
トルコの救援機に日本人が搭乗する場面には
感動し、涙腺が弛みました

素晴らしい映画でした。

余談ですが、司馬さんの「坂の上の雲」
とも関連があります。
秋山真之はこの年、海軍兵学校を卒業し、
少尉候補生で「比叡」に乗り組みました。
その「比叡」でトルコ兵の送還に関わったのでした

2015年12月9日水曜日

2度の広島ツアー

11月22・23日は、お盆に中学の同窓会をしたときの
実行委員のメンバーが、

12月5・6日は、大学時代のクラスメイトが、

半月の間に2度の広島ツアーをしてくれました。


中学の仲間は、島根の江津から車2台(途中合流も入れると4台)で
「竹原」観光




















マッさんで有名になった、竹鶴酒造





















そして竹原の町並みを堪能しました




















大学時代の友は、
東京を中心に、岐阜、奈良、大阪、福岡
から集まり

呉の大和ミュージアム、江田島の海軍兵学校


そして、宮島、平和公園を巡りました。




大学時代の会の名「タンポポ会」

フランスに「ラルース」という辞典があります。
その表紙には、タンポポの種が飛ぶ絵が描かれてあり、
「智恵の種が、世界に飛び散り、ひろがっていく」
という思いがこめられているようです。


この「ラルース」のタンポポの話から
命名した会の名前ということにしておきましょう

観光中心の旅行でしたが、
その中で「坂の上の雲」で抱いた疑問が解け、
「空海のいる風景」と宮島の関係も知ることができた旅行でした。

皆さん楽しい時間をありがとうございました。



2015年12月7日月曜日

「漢(おとこ)は愛嬌こそ大事」メルマガ74号

本日、メルマガ第74号を配信しました。

「竜馬がゆく」から
西郷隆盛と坂本竜馬が初めて会う場面から
ご紹介しています。

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 漢(おとこは)愛嬌こと大事

  竜馬がゆく 5巻 変転

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日頃無愛想な竜馬に、西郷は愛嬌を感じます。
西郷の言う「愛嬌」とは?