顧問先の期末報告会に出席してきました。
昨年の今ごろ、経営陣の頭にあったのは、
「来期の目標達成は、正直かなり厳しい」という想定でした。
それが今回の報告会で示された数字は、
業績目標の達成。
しかもそれだけではありません。
来期に向けた案件の“仕込み”も、想定以上の量が積み上がっていました。
さらに印象的だったのは、
各部門、各人の目標について、
相当数の項目が達成表彰の対象になっていたことでした。
その達成表彰の場で語られた一言コメントなかには、
(思うようにいかなかった、失敗した、粘って、最後はやり切った)
その趣旨のものがいくつもありました。
昨年秋口、この数年を振り返る全体勉強会をしました。
そのとき、強く感じたことがありました。
この会社には、
「チャレンジする。失敗もする。でも、何とかやり遂げる」
「掲げた目標・課題を、絵に描いた餅や単なる景色に終わらせず、実現する」
という文化・体質が、確実に根付いている。
この報告会のコメントを通して、改めて再確認したのでした。
そして、報告会の最後に、私事ながら一言添えさせてもらいました。
「この日、この時間が、私にとって一番うれしい瞬間です。
普段は、皆さんに耳の痛いことばかり言う役割ですが、
今日だけは、もろ手を挙げて一緒に喜べる。
本当にお疲れさまでした。ありがとうございました」
そう締めくくりながら、胸が一杯になってしまいました。
私にとって、期末報告会とは単なる数字の報告を聞く場ではありません。
その組織が、「どういう覚悟で一年を生きてきたか」を
再確認する場のように思います。
「この会社は、ちゃんと前に進んでいる。
だからこそ、また次の一年も、厳しいことを言い続けよう」
それが、この瞬間を一緒に喜べた人たちへの、
私なりの敬意であり、そして私のDUTYだと思っています。
追伸
司馬遼太郎の小説「峠」のなかで、
自宅の火事見舞いに訪れた河井継之助に対し、
小林虎三郎が
「何も返すものがない、見舞御礼として・・・]
と、継之助を痛罵する場面を思い出しました。
(ご興味があれば「峠」を一読してみてはいかがでしょう)
Text reviewed and edited with support from
C. G. Ashford (AI Secretary, aka “Lottie”)