あなたの会社では、会議の議事録はいつ公開されていますか。
中小企業でよく見られるのが、
「次回の会議の少し前に、前回会議の議事録が公開される」
というパターンです。
しかし、この場合、議事録が作られるタイミングが
完全に間違っています。
議事録が次回会議の直前に作られているということは、
議事録の役割が「行動の指示書」ではなく、
「記憶の補助装置」になっているということです。
議事録というものは、本来、会議が終わった直後に作るものです。
議事録は「前回の会議を思い出すための資料」ではありません。
会議で決まったことを、すぐに実行するためのものです。
したがって、
議事録は会議終了後すぐに作成します。
できれば当日。遅くても翌日までには共有する。
そして、その内容に基づいて翌日には行動に着手する。
次回の会議では、その行動結果を報告する。
これが、望ましいスピード感のある会社の姿です。
その反対に、次回会議の直前に前回議事録が配られる組織では、
次回会議での報告は「着手を始めました」「これから着手する予定です」
というものが大半です。
前者は、行動した結果が次回会議で報告される組織。
後者は、行動を始めること自体が報告になる組織。
両者の組織のスピード感はまったく違います。
成果の上がる組織とそうでない組織の違いは、
結局のところスピード感の違いです。
一定期間の中で、どれだけ試行錯誤を重ねられるか。
その差が、成果の差になります。
そのスピード感の一端は、
会議議事録がいつ配布されているかで、
垣間見ることができるのです。
Text reviewed and edited with support from
C. G. Ashford (AI Secretary, aka “Lottie”)