4文字熟語としてポピュラーな
「創意工夫」
辞書でその意味を調べてみると、
~考えをめぐらせて、新しい方法や手段を見つけ出すこと~
と紹介されており、今までこの意味で理解していました。
そして、この意味が日本語的にも、
国語的にも正しいものだと思います。
ある会社で、この4文字熟語が
「創意」と「工夫」に
分割されて額に掲げてありました。
最初は、「創意工夫」が分割されている・・・
という程度の認識だったのですが、
あえて、分割されている意味を考えてみると
「創意」があって「工夫」がある。
すなわち、「こうしたい、ああいしたい」という
意思(目的や目標)が創られ、
そして初めて「どうすればいい・・・」という工夫が生まれる
という、大切なことに気づかされました。
新しい方法や手段を考える前に、
何を達成したいのか?
何を目的とするのか?
という意思が明確になっているのか
と自問自答してみる必要があるのかも知れません。