2012年7月29日日曜日

ダイエット:目標20%削減

先週より、ダイエットに取り組んでいます。
目標20%削減。


ダイエットと言っても、私の体重のことではありません。
原稿のダイエットです。


あるテーマで、A4で245ページの原稿を書き上げました。
というより、とりあえず書き下ろしたら245ページになっていました。


数人の人に読んで頂いたところ
「面白いけど、長い・・・」
「なるほど・・・と思うけど、疲れた・・・」
という感想でした。


出版社からも同様なコメント。
「文庫本だと700ページくらいになりそう・・」


私の書棚にある、司馬遼太郎さん一番厚そうな文庫本の
ページ数を確認してみると、「梟の城」で652ページでした。


20%程度のダイエットを・・・
と出版社からアドバイス。


あるものを削減するのは簡単・・・と
取り組み始めたものの、
「この部分は、苦労して書いた部分。」
「ここは、少し横道にそれているんだけど、面白いんだよな」
といろいろと思いが巡り、想像していたのと大違い。


「会社のダイエットと同じ、目的、コンセプトを明確にし、
 常にそれらに立ち戻って・・・・」


と反芻しながら進めています。


先週から取り組み始めて、半分程度の見直しが終了し
21.1%のダイエットできました。


お盆前までに、第1回目のダイエットを完了させるべく
猛暑の中を頑張っています。


という事情もあり、ブログにアップするインターバルが
少し長くなっていますがご勘弁ください。

2012年7月17日火曜日

歴史探訪:備前福岡

今月のメールマガジン
「司馬遼太郎作品に学ぶ経営心得」では
播磨灘物語の黒田官兵衛を取り上げました。

もともと黒田家は、近江黒田村の出身。
黒田官兵衛の曾祖父高政の時代に流浪し、
備前福岡に流れてきました。

そして祖父重隆は備前福岡で育ち
姫路に移り住み、小寺家に仕えました。

備前福岡とは、赤穂線長船駅から西へ1㌔
岡山の中心地から国道2号線で東に20㌔余。

黒田官兵衛は、豊臣秀吉の参謀にとなり秀吉の天下取りに貢献します。
その後、息子黒田長政は、関ヶ原の戦いで西軍の家康を支持し、
筑前52万石の大名となります。
博多の西に築城した時、
その城下を、この備前福岡にちなんで、
「福岡」と名付けたのでした。


妙興寺には
黒田官兵衛の、曾祖父高政の墓所があります。
右に並んでいる、どれかなのでしょうが、
判読不可能な状態でした。


同じ境内に、戦国時代の備前大名宇喜多直家の
父興家の墓もありました。





吉井川の西岸から見た福岡城跡(中央のもっこりした所)
観応元年(1350年)足利尊氏が、
その子直冬を追討のために大軍を率いて
九州へ行く途中40日あまり滞在し、本陣にしたようです。

東側の河川敷がゴルフ場になっていて、その中に城跡がありました。
ゴルフボールのミスショットが、
車に当たるのではないかと心配しながらの撮影でした。

2012年7月16日月曜日

講演:「ホントの経営101」

7月8日、7月15日と2週連続して
方針発表会にお招きいただき講演をしてきました。


7月8日は豪雨のためJRが止まり、
約40分遅れでスタートという
ハプニングがあったものの
総務の方々の機敏な対応で、
無事終了することができました。


「101」とは米語で、「基本」とか「入門」という意味です。
日頃のコンサルティング活動を通して、
経営の基本的な部分が誤解して認識されていたり、
表面的に理解されていて、その本質が知られていない、
と感じることがありました。


ということで、
経営の基本的な大切な部分について、
本質的なところをお話し、正しい認識を持っていただく、
という趣旨で「ホントの経営101」と名付け
1時間半お話しさせて頂きました。


今回の2社とも、
昨年のある業界の集まりでお話したのがきっかけで、
今回、声をかけていただきました。


昨年の講演会の事前打ち合わせでは、
「皆が寝ないように、お願いします」
との主催者から要請を受け、
パワーポイントのスライドを30枚くらい用意し話し始めました。


ところが、準備いただいたPCがフリーズしてしまい、
10枚を過ぎたころから、パワーポイント無しで・・・という事態に。


終了後に、
「皆は、寝ずに熱心に聞いていましたが、
 PCが寝てしまいましたね。」
と一緒に笑ったのでした。


今回は、PCも最後まで寝ることなく、
そして1時間半、皆さんメモを取りながら、
熱心に聞いていただけました。

お話した中の何か1つでも、皆さんの心の中に残り、
そして実践に結びつけば、最高の幸せです。


皆様の御健闘と発展を心よりお祈り申し上げます。
ありがとうございました。

2012年7月14日土曜日

「ここは無用の自律をせねばならない」

本日、司馬遼太郎作品に学ぶ経営心得 No.33
を発行しました。

今回の珠玉の言葉は、
黒田官兵衛を描いた「播磨灘物語からです」

是非ご一読を!!