2011年11月27日日曜日

アーカイブ・カウンター

2011年11月25日より,
今までホームページで掲載していました「Diary」を、
このブログへ引越ししました。


引き続きご愛読ください。


2009年5月から「Diary」を立ち上げ3年目になります。
途中、ソフトの問題、サーバーの問題等で
アップできなかった期間はあるものの、
ついつい業務の忙しさに、最近アップする頻度が落ちてきているな・・・


と感じていました。


今回の引越で「ブログ・アーカイブ」というガシェット(右横の枠)
を導入しました。月ごとの投稿件数が分かるようになりました。
年毎の投稿件数を見てみると


  2009年83件
  2010年64件
  2011年33件(昨日まで)


明らかに投稿件数が少なくなっています。


本人としては、概ね1週間に1回(年50回)
の投稿を目安にしてきたつもりなのですが・・・


今年もあと1ヶ月。
この調子では、2011年は40件がいいところです。

あらら・・・・

数字で表現してみて、数字で確認してみて
はじめて現状を正しく把握できる

と指導してきた私が、お恥ずかしい。


感覚と現実とは、1〜2割程度のズレは必ずあるものです。
現場にいて直接肌で感じる立場でも、
その程度のズレは発生します。


ましてや、部下から報告を聞くという間接的な立場なら、
それ以上の認識ズレが発生することもあります。
現状認識を180度、変えなければならないということも。


いずれにしても、


感覚に頼らず重要な部分は
数字で確認する


ということを、このブログの引越を機に再確認させられました。

2011年11月23日水曜日

力点の置く場所が違う・・・

業者が作成したDM案を見て、

「もう少し、色合いが明るいほうがいい」
「写真が多い方がいい」
「字体をやさしい感じにしたほうがいい」

等々と、業者案が検討される場面が多くあります。

なぜ、もう少し色が明るい方がいいの?
なぜ、写真が多いほうがいいの?
なぜ、字体をやさしい感じにするほうがいいの?

という質問に、的確に回答がかえってくるのは希なケースです。

これらの理由の殆どは、業者案を見てコメントする人の
テイスト、好き・嫌いによるものです。

的確な回答というのは、

・どういう人(ターゲット)に
・何を伝え(訴求ポイント、その優先順位)
・どのような行動を喚起するか

という視点から評価したコメントです。

すなわち、

ターゲットが●●だから、色合いが・・・
訴求ポイントが▲▲だから、写真が・・・・

と企図・目的から考えるということです。

ところが、この企図・目的が不在のまま、
物事が進められる・・・・というケースが頻繁に見受けられす。

業者は、その企図・目的を表現するプロです。

その意味で、業者の作成してきた案に、
どうこうコメントするところに力点を置くのではなく、

企図・目的の設定という大切な部分をしっかり検討し、
設定することに、力点を置く必要があります。

力点を間違えないように・・・

2011年11月15日火曜日

おかげさまでメルマガ3年目を迎えました

11月15日は坂本竜馬の誕生日であり、亡くなった日でもあります。
そして、私の発行するメルマガ「司馬遼太郎作品に学ぶ経営心得」の創刊記念日です。

毎月1回発行し、今号で3年目を迎えることになりました。
皆様のご支援に感謝いたします。

司馬さんの小説を読み返しながら、メモをとりながらPCに
コツコツとネタを蓄積し、700を数えるようになりました。

メルマガを書くたびに、ネタ帳を見渡しながら、
司馬さんの珠玉のフレーズの数々に、刺激をもらっています。

このメルマガ、一番役に立っているのは、私自信なのかもしれません。
考えようによっては、自己満足の世界に皆様を付き合わせている・・・
ということになるのかもしれません。

しかしながら、発行する本人が「本気で、『良い』」と思わないと、
その良さは、他の人には届きようがありません。

商品の販売も同じです、まずは、自社の商品を「本気で『最高』」と
思うところから始まるのです。
そしてそれを、お客様に、どう伝えていくか・・・
という順序です。

司馬さんが私に与えてくれた刺激や感動が
経営という場面に置き換えて、皆様にどれくらいお伝えできているか・・・
3年目も修行を続けてまいります。

末永くよろしくお願いいたします。

2011年11月3日木曜日

引退パーティー

クルージング船「銀河」のパーティーに参加してきました。

広島の宇品港を出港して、世界遺産の宮島の鳥居の前で
折り返して戻ってくるという2時間半のクルージング。
結婚式等の洋上パーティーによく使われます。

十数年来のお付き合いがある、経営者の引退パーティー。

44年経営してこられて、昨年社長を譲り会長職に
そして今年9月に会長職を引退・・・
お世話になった人に、感謝の意を表したいと・・・・
50人近くの方々が集まっていました。

草笛の演奏、三味線の民謡あり・・・と楽しい会でした。

その引き出物中に、その社長の半生をまとめた本が
ありました。

ご本人は、照れくさそうに「本も薄いが、中身も薄い」と
紹介されていましたが、ご幼少のご苦労から始まり、
そして創業当時の混乱・・・
興味深く読まさせていただきました。

内村鑑三が明治27年7月に箱根での講演した内容の中で、
(「後世への最大の遺物」 内村鑑三著 岩波文庫)

後世にこのす物は、「金」、「事業」、「思想」と語っていくなか、
最大の遺物は「勇ましい高尚なる生涯」であると・・・・
そして、苦難にも勇ましく、高尚に立ち向かってゆけ・・・と

その歴史は、後世の人に勇気を与える。

「かの人にできたならば、己にもできないことはない、
 われも一つやってみようというようになる」

社長から「後世への最大の遺物」を頂戴しました。

本当に長い間お疲れ様でした。