2022年6月22日水曜日

映画「峠 最後のサムライ」を見てきました

2度の公開が延期された映画「峠 最後のサムライ」、
先週金曜日、封切日に見てきました。

原作の司馬遼太郎氏小説「峠」の後半部分の
河合継之助が描かれていました。

























小説「峠」のあとがきで司馬氏は、
侍とはなにかということを考えることを目的に書いた、
その典型を河合継之にもとめたことはまちがっていなかった、
と記しています。

「人はどう行動すれば美しいか、
 ということを考えるのが江戸の武士道倫理であろう。
 人はどう思考し行動すれば公益のためになるか
 ということを考えるのが江戸期の儒教である。
 この2つが幕末人を作り出している。」

「サムライという日本語が幕末期からいまなお
 世界語であり続けているというのは、
 かれらが両刀を帯びてチャンバラをするからではなく、
 類型のない美的人間ということで世界が珍しかったのであろう。」

「また明治後のカッコワルイ日本人が、
 ときに自分のカッコワルサさに自己嫌悪をもつとき、
 かつての同じ日本人がサムライというものを
 うみだしたことを思いなおして、
 かろうじて自信を回復しようとするのもそれであろう。」

としたためています。

小説「峠」の前半部分では、家老になるまでの継之助が
痛快に描かれています。

時間のあるときに、是非ご一読を!!


2022年6月17日金曜日

初めての本の「買い替え」

第152号のメルマガ発行に際して、
小説「峠」を手に取りました。

関心を持った箇所に、
鉛筆やラインマーカーで線が引き、
付箋が貼り付け、
またページの上端を三角に織り込みと、
酷使してきた本です。

読み返していると、ページがポロポロと剥がれる落ちます。
落ちないようにしながらページをめくらなければならない状態。
確認してみると、平成6年の28年前に印刷です。

ということで、今回買い替えることにしました。

読んだことを忘れて、同じものを購入してしまったことは
今まで数度ありました。
意図して同じ本の買い替えをしたのは、今回が初めてでした。


古いのは上下2巻で、全1,139ページ 合計1,320円
新しいのは、上中下の3巻で、全1,518ページ 合計2,360円

ページ数では33%増、価格は78%増となっていました。
この28年の物価上昇がわずかだったことを考えると、
この増加率の差のほとんどは、付加価値のアップ??
確かに、文字も大きくなっており、1ページ当たり

旧版 860文字(43文字×20行)
新版 608文字(38文字・16行)

と、ずいぶん読みやすくなっていました。

2022年6月16日木曜日

「根本義」メルマガ第152号

 本日メールマガジンを配信しました。

2度延期されてきた映画「峠 最後のサムライ」
が、明日封切されます。

幕末の越後長岡藩士河合継之助を描いた、
司馬氏の長編小説「峠」が原作です。

ということで、今回はその「峠」よりご紹介しています。

◇◆◇◆◆◆ < 珠玉の言葉 > ◆◆◆◆◆◆◇

       「根本義」
 
     峠(上) 越後の城下 

◆◆◆◆◆◇◆・◆◆◆◆◆◇◆・◆◆◆◆◆◇

是非ご一読を!!

2022年6月1日水曜日

久しぶりのカープ観戦

昨日、クライアントにお声をかけていただき
久しぶりのカープ観戦に行ってきました。



対戦相手は日本ハム、お目当てはビッグボスこと新庄監督。

試合前の、監督のメンバー交換にグランドに現れた監督は、
足が長くスリムな姿は、野球選手というよりモデル、
という印象でした。

背中には「BOGBOSS」の文字が

カープ床田投手の好投から、クローザーの栗林投手に引継ぎ
4連敗から脱出しました。

清宮選手もピンチヒッターで見ることができました。