2011年9月17日土曜日

ここまで同じ?

野口吉昭さんの「コンサルタントの『ひと言』力」という本の中で、
コンサルティングでよく使う言葉が紹介されていました。

私が日常コンサルティングの場面で使っている言葉と、重なる、重なる。
著者の横浜弁と、私の広島弁の方言の違いのあるものの、

少しの表現方法がしがえども・・・

 ・「そもそも、目的は?」
 ・「制約条件なしで考えてみましょう・・・」
 ・「いいじゃないですか、問題が見えたんだから・・・」
 ・「具体的に言うと・・・」
 ・「イメージが湧きにくいのですが・・・」等々
 
同じ職業をしていると、ここまで同じようになるのか・・・

改めて驚きました。

そうそう、私が20代の頃です。

自動車会社のマツダで仕事をしていた時のことです。
当時、北米フォード社は、ある主要部品を
マツダ、三菱自動車の2ソースから輸入していました。
その業務を私は担当していました。

マツダは「MC」、三菱自動車は「MMC」という略称でした。
ある日のこと、フォードの人が「MC」と
「MMC」を
間違えたのでしょう、三菱自動車の人が書いたレターが
添付されたファックスが、送られてきました。

その三菱のファックスを読んでビックリ・・・・
私がいつも、書いている英文レターと、内容も表現もそっくり、

差出人サインが違うだけ・・・・
というくらいに酷似していたことを思い出しました。

同業・同職種というのは、同じような場面に直面し、
同じ悩み・問題を抱えているものです。
そして、すぐに共感が得られるものです。

忘れてはならないのは、業界の常識や、行動パターン
に流され、埋没していくのではなく、
目的を見据え、それらを変えていくことです。