クライアントから、
賞与の分配システムを設定したい
という要望があり、
所定利益を超えた部分の
1/3を将来に備え内部留保とし、
1/3を将来への投資に
1/3を賞与へ
というコンセプトの下に制度を導入し、運用しています。
なかなかいいコンセプトと自画自賛していたところ・・・・
それがなんと220年前に
類似のコンセプトで実行していた会社がありました。
創業1566年の西川グループです。
中興の祖といわれる7代目の利助の時代に
「三つ割銀制度」という名で、
・家事などに備えた積立
・本家が事業資金として蓄え
・奉公人へのボーナス
として1/3づつ利益を処分していたようです。
当時は、ボーナス制度自体が斬新だったようです。
「へえ~」って、クライアントの社長は驚いていらっしゃいました。