2015年10月12日月曜日

着眼点を変える

ラグビーのワールドカップでは日本中が沸きました。

特に、南アフリカ戦での勝利は、
「世紀の番狂わせ劇」
とまで報道されました。

南アフリカ戦での、終了間際の
キックで同点引き分けを狙うか?
トライを狙って勝負を賭すか?

というリーダーの判断は深いものがあるように思います。

日本チームを率いた、エディー采配についても
興味深いものがあります。

「強みを活かせ」

というのは、組織を預かるものであれば
誰しも基本セオリーとして認識しているものです。

エディー監督以前はその「強み」を

スピードと俊敏性と認識し、
個人技で敵陣を突破する

のが効果的とされたチームつくりだったそうです。

ところが、エディー監督は、

「ボールをつなぎ続ける」連係プレー
を磨くことで突破力を強化したそうです。

「強みを活かせ」という理論背景は
同じものの、その強みの自体の認識が違って
いたのではないでしょうか。
日本人の小技や、阿吽の呼吸でいけるチームワーク等々
にその強みと認識したのではないでしょうか。

同じ組織でも、「強み」の着眼点を変えることにより
組織が生まれ変わる可能性が秘められています。

今まで7大会で1勝21敗2分のチームが
今回3勝もできたように・・・