先日、クライアントとの打ち合わせのため、
吉田町に行く機会がありました。
吉田といえば、毛利元就の
本拠地郡山城があるところです。
予定より早く終わったので、
「百万一心」のグッズで面白いものがないかと・・・
郡山城のふもとにあった館を
目指して車を走らせました。
ちなみに、「百万一心」とは
「日を同じう(一)にして、力を同じう(一)にして、心を同じうにする」
の文字を組み合わせたもので、
「皆で力を合わせて」という意味です。
郡山の中腹にはなんと、
「一文字に三ツ星」の家紋が・・・
そして、安芸高田市歴史民俗博物館
博物館前の駐車場に止めると、
目に入ったきたのが司馬さんの句碑
「城址の山から降りてくると、
白檀の幹のむこうに盆地がみえる
一歩ごと蛙の声が近づいてくる」
と刻まれていました。
博物館の学芸員らしき人にたずねると、
「街道をゆく」の取材で司馬さんが吉田に泊まったときに、
役場の人が押しかけて、書いてもらった・・・
という説明でした。
司馬さんの句碑
また、一つ新しい発見をしたのでした。
すっかり「百万一心」のグッズのことは忘れていました。