2016年8月29日月曜日

司馬さんの句碑が・・・

先日、クライアントとの打ち合わせのため、
吉田町に行く機会がありました。

吉田といえば、毛利元就の
本拠地郡山城があるところです。

予定より早く終わったので、
「百万一心」のグッズで面白いものがないかと・・・

郡山城のふもとにあった館を
目指して車を走らせました。

ちなみに、「百万一心」とは

「日を同じう(一)にして、力を同じう(一)にして、心を同じうにする」
の文字を組み合わせたもので、

「皆で力を合わせて」という意味です。

郡山の中腹にはなんと、
「一文字に三ツ星」の家紋が・・・

そして、安芸高田市歴史民俗博物館
博物館前の駐車場に止めると、
目に入ったきたのが司馬さんの句碑
「城址の山から降りてくると、
 白檀の幹のむこうに盆地がみえる
 一歩ごと蛙の声が近づいてくる」

と刻まれていました。

博物館の学芸員らしき人にたずねると、
「街道をゆく」の取材で司馬さんが吉田に泊まったときに、
役場の人が押しかけて、書いてもらった・・・

という説明でした。

司馬さんの句碑
また、一つ新しい発見をしたのでした。

すっかり「百万一心」のグッズのことは忘れていました。