2016年11月29日火曜日

Yachtは向い風でも進むけど・・

ヨットは、順風(追い風)を帆に受けて進むだけでなく、

真っすぐは進むことはできないものの、
45度の角度でジグザグに
風上の方向に向かって進むめるようです。

逆風(向かい風)でも、風に向かって
進むことができるということです。

追い風で、風下に向かうのは
素人でも、Sailを立てて、風に流されれば
できそうですが(本当は違うかも・・)

逆風に向かって進むには、
帆の傾き・舵の使い方等々の
技術が必要となるのでしょう。


















何か、経営に通じるものがあります。

世の中の流れにのれば、
乗るだけで一定の成果があるでしょう。

しかしながら、

その流れに抗うには、
抗うだけのSomethingが必要だと。

2016年11月22日火曜日

おなじ「朝令暮改」でも・・・

前漢(紀元前202~紀元8年)の時代の漢書にあった言葉で、

「朝出した命令が夕方には改められるという意味で、
   命令や法律・方針が一貫せず、頻繁に変更される」

という趣旨です。

朝令のまま、暮改無し」にこしたことはありません。

しかしながら、環境変化がスピードが早い現代、
変化に対応するために
必要があれば方針の変更等々柔軟に行う必要があります。
たとえ、朝令暮改という誹りをうけようとも・・・

ただ、おなじ朝礼暮改でも、
考えなければならないものもあります。

「令」を出した時と、
何らの変化も発生していないのに、
状況が同じなのに、
「改」められるというケースです。

検討不足・熟慮不十分のまま出された「令」です。
とは言え、修正が必要ならば改める必要はありますが・・
このケースは朝礼暮改と揶揄されても仕方ないものです。

おなじ、「朝令暮改」であっても、

環境の変化に適応するための前者は怯むことなく改め、
検討不足・熟慮不十分の後者は反省をしながら改める

ことが必要です。

2016年11月15日火曜日

「われは、ついに大将になれぬ男じゃな。われにはもっと大事な役目があった。」メルマガ85号


本日、メルマガ第85号を配信しました。

大河ドラマ「真田丸」もいよいよ大詰め、大坂の陣の場面に入りました。

真田幸村はじめ、牢人を集めた豊臣軍。

その牢人の一人、塙団衛門を描いた
短編小説「言い触らし団衛門」からご紹介しています。

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 われは、ついに大将になれぬ男じゃな。
 一番槍、一番首などは、おのれがやらずとも他の者がする。
 われにはもっと大事な役目があった。

   「言い触らし団衛門」

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塙団衛門が、 秀吉の賤ヶ岳の七本槍・七将の一人加藤嘉明に
叱責される場面のから取り上げました。

是非ご一読を!!


2016年11月3日木曜日

火消しは・・

経営は問題解決業です。

自ら設定した前向きの問題もあれば、
想定違いや油断から発生した後ろ向きな問題も存在します。

後ろ向きな問題は「火消」をする必要があります。
前にもブログにアップしたことがあったように思いますが・・

「もう少し様子を見て・・・」
という選択肢が論じられることがあります。

「もう少し様子を見る」ことがすべてNGという訳ではありません。

「もう少し様子を見る」理由は何か?。
理由があるとすれば、概ね以下の2つです。

ひとつは、その発生した現象が
「一時的なものか見極める必要がある」

もうひとつはその現象に対して、
「すでに対策を講じていて、その成果を待つ」
というものです。

それ以外は、「ただの先送り」です。

すぐに消化です

そして、解決策も出し惜しみ、逐次投入はNGです。
少々大袈裟でも一気に投入です。

時間の経過とともに、解決の選択肢は狭くなり、
事態も悪化していく可能性があることは、
いうまでもないのですから。