2020年5月7日のNHK「ニュースウオッチ9」での
サイボーズ 社長青野慶久氏のインタビュー。
テーマは「テレワークとうまくつきあう」。
そのなかで、インタビュアーが
「テレワークだと一体感が(難しいのでは)・・・」
という質問に、青野氏は
「なんで顔が見えなくなった瞬間に一体感がなくなるのか?
何のためにその仕事をやっていたか、
その答えを共有共感できていなかったから」と。
そして具体的に
「なんとなく集まって野球をやっていた。
でも離れても俺たちは甲子園を目指してやっていると、
顔は見えないけれど甲子園を目指して頑張っているはず、
そういう気持ちがあれば離れていても一体感は作れる」
と、淡々と答えていくのでした。
う~ん、と唸ってしまい、痺れる場面でした。
今回のコロナで多く導入されたテレワーク、
新しい技術が導入されればされるほど、
便利になる一方、使い手(使う組織)の本質が問われる
ということなのでしょう。
当社の組織は、あなたが高野球の監督なら、
なんとなく野球をやっているチームなのか?
甲子園を本気で目指しているチームなのか?
と、振り返る必要がありそうです。
「甲子園を目指すという気持ちがあれば、
離れてていても一体感は作れる」
しかしながら、
甲子園を目指すことをメンバーに共有させるのは、
リーダーの役目に他なりません。