「昔の男だから、『やる気』と『気合』を求めてしまうんだわ・・」
と某社社長。
「『やる気』と『気合』ですね。私も大切なことだと思います。」
とお互い『やる気』と『気合』は必要と考えるものの、
その確認の方法が少し違う、と話したことがありました。
以下、私が社長に話した趣旨です。
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社長は(部下の)言葉でそれらを確認しようとしますよね。
言葉で確認して失望することあるでしょう・・・
私は、行動で確認しようとします。
社長求める『やる気』『気合』のホントのところは、
あるテーマや役割を(諦めずに)全うしようとする
行動ではありませんか?
誰しも最初は『やる気』『気合』入れてやります、と言います。
しかしながら、時間の経過や問題の発生等々で、
多くが『やる気』『気合』スイッチが故障したり、切れてしまいます。
そしていつの間にか、
テーマの完遂や役割の全うというゴールから逸脱し、
自分のできる範囲の行動に収まり、
とどまってしまうものです。
最初に入った『やる気』『気合』スイッチが、
ずっと正常に稼働している方が、むしろまれです。
『やる気』『気合』を確認すべきは、言葉よりも行動です。
(部下の)『やる気』『気合』という言葉の確認で、
行動を期待するのではなく、
行動が期待するものかどうかで、
『やる気』と『気合』を確認していきましょう。
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という会話の一幕でした。