某経営幹部とのやりとりの一コマです。
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臼杵「目標立てて、実績追いかけるてるだけじゃん・・」
幹部「そうです。何か問題が・・・」
臼杵「??」「おおありじゃん。目標に実績が伴っていないよね」
幹部「それはそうですが」
臼杵「どうしようとしてるの?」
幹部「・・・・」「頑張ってやります」
臼杵「・・・・」「いやいや、聞きたいのは『どう頑張るか』なんだけど」
幹部「・・・・」
臼杵「問題はそこなんよ。目標を達成するための『計画』が欠落しとるんよ」
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ここから後は「計画というのはね・・」と、
しばし下記の趣旨をレクチャーしたのでした。
大切なのは目標を達成するために、
何をするか、どう組み立てるかを真剣に考えること。
それを「計画」、「作戦」、「皮算用」と呼ぶかとうか、
言葉は何でもいい。一般的な経営用語で「計画」と言ってるだけ。
先ずは、目標を達成するための、項目をリストアップして
(組み立てて)みる。
これは、必要項目条件を明確にしていくというプロセス。
次は、リストアップした項目(組み立てた内容)を眺めながら、
それらが実行できれば確実に目標達成ができるかと、
今度は、逆の方向から検討していく。
十分条件を満足しているかを確認するプロセス。
十分条件を満足できないようなら、何か不足しているもの、
補強するものがあるはず。それらを計画に追加する。
こんなあんばいで、計画は立案してく。
このレベルの計画ができれば、
「目標は達成できる」と成功イメージができ、
計画遂行の能力は各段とアップする。
ただ、あくまでも「計画」は「計画」。
イメージした通りにはいかないもの
途中途中で修正を加えること。
ちなみに、十分条件の確認プロセスで、
「目標が達成できそうかどうか、わからない」というケースは、
顧客やマーケットについての情報が不足している。