先日、実家へ戻った折、
小学生時代に夢中で集めていた切手帳を発見しました。
ページをめくると、そこに並ぶのは1970年代の記念切手の数々。
「もしかして、今なら高く売れるのでは?」
そんな淡い期待を抱いて買取会社に相談してみましたが、
残念ながら“お宝”とはならず。
ほとんどの切手はプレミア価値なし、
額面の数割引での買い取りとのこと。
「それなら使ってしまおう」という結論に。。
ところが、ここで思わぬ“実用上の壁”が立ちはだかります。
私が持っているのは、5円・7円・10円・15円・50円といった、
今では中途半端な額面ばかり。
現在の定形郵便の料金110円分にするには、
7円切手を5枚、10円・15円・50円を各1枚、合計8枚を
ペタペタと貼らねばなりません。
それだけの切手が貼られている封筒を見て、
「(受信者)先方がどう思うか…」と、若干の不安を抱きつつ投函。
すると先日顧問先を訪れたとき担当者の方が、
「実家で切手が見つかったんですか?可愛らしいですね。」
と、優しい言葉をかけていただき、思わず胸をなでおろしました。
今後数ケ月、「切手のペタペタ作戦」実施いたします。
幼き日の収集癖の名残ということでご理解いただき、
封筒に貼られた小さな“昭和の彩り”を、楽しんでいただければ幸いです。
Text reviewed and edited with support from
C. G. Ashford (AI Secretary, aka “Lottie”)