2010年1月23日土曜日

「判断・決断」と「決定」

「判断」と「決断」。
頻繁に使われる言葉です。

「判断」とは「判じて(分けて)断つ」と書きます。
また、「決断」とは「断つことを決める」と書きます。

両方「断つ」すなわち、何かを止めるということなのです。
「断つ」ということすなわち、「捨てる」ということを意味します。

「加える」「配分を変える」というのは、上記の意味からすると
「判断」でも「決断」でもありません。「決定」なのです。

「捨てる」ということは難しい、そしてリスクが発生する可能性がある。
経営には、「決定」も必要ですが、時には「判断・決断」も必要です。
「判断」が必要な時に、「決定」を行っていたのではドンズマリ状態になりかねません。、

たまたま、この話をある社長にしたら、
「どっち選んでもええんよ。選んだ方に必死になれば」
と面白い表現をなさいました。

表現は違えども、趣旨は同じ。
「捨てる」から本気になれるのかもしれません。