自分を「無」にする。
煩悩を取り払う・・・
すると、より自分が見えてくる。
何か宗教的な感じがするかもしれません。
実はこれはあるマーケティング関係の勉強会のことです。
論議の当初でてくるのは
すべて自分サイドの意見
そして自分サイドの論理
その都度、私の言うことは一つ
「煩悩に取りつかれていますね」
「煩悩を捨てて・・・」
メンバーは、きょとんとした表情。
そして頭をかかえる場面も
このシーンを何十回繰り返したでしょう。
この過程を通じて、ブレークスルーがおきるのです。
メンバーが開き直って、
自社の得意・不得意
自社の利益・不利益
これらに関係なく、ボロボロ意見が出てきます。
その中には、自社にとって不利なことも多くでてきます。
自社にとって、困ったことも出てきます。
自己否定しなければならない項目もあります。
これが、心の中でひっかかって、
自分を無にして考えることに
ブレーキをかけているのです。
結果、このプロセスを通じて見えてきたのは
本当の自分。
自分の弱みもさることながら
新たな自社の優位性
そして多くの展開の多くの選択肢・・・
に認識を得られたことです。
頭を抱えていたり、きょとんとしていたりしたメンバー
の表情が変わってきていました。
先ずは、「自分を無にして」煩悩を取り払って考え
ることで、新しい何かが、そして光が見えてくるでしょう。