昨年12月の実績、そして1、2月の見込の確認、
年度末には最高の業績になりそうです、とのこと。
そして、来期は・・・と、話は及びました。
その中で、お正月休に放映していた
イチローが2011年を振り返っているインタビュー番組の話を。
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11年目の昨年、イチローは200本安打の連続記録が
途切れてしまいました。
その原因は開幕した4月にあったようです。
4月のイチローの結果は、119打数39安打 3割2分8厘でした。
結果だけをみれば、好調な滑り出しということができます。
しかしながら、その4月のバティングは、
「これぞ」という感覚が無いまま、結果が出ていた。
とイチローは振り返ります。
毎年、彼の1年を総括するインタビューを
楽しみに見ているのですが、
今までは、スランプの時でもイチローの感覚として
「これ」というものがあれば、結果はあまり気にしていない
というスタンスでした。
ところが昨年の4月はその反対で、
彼にとって感触のないまま結果が出ていたのです。
「結果が出ているものを否定することは、流石に難しかった」
という趣旨の言葉が印象的でした。
そして、その修正ができたころには、
シーズンの終盤だったのです。
天才イチローでもこのような状況に陥ります。
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という内容の話です。
そうそう「坂の上の雲」の中に、
秋山真之がつくった日本連合艦隊解散の辞
「神明はただ平素の鍛錬に力め
戦はずしてすでに勝てる者に
勝利の栄冠を授くると同時に、
一勝に満足して平治に安んずる者より
ただちにこれをうばふ。
古人曰く、勝って兜の緒をしめよ、と」
が紹介されていました。
成果が上がっている時こそ、調子のいいときこそ、
強い体質をつくることに注力することが必要です。
「好調の時にこそ、悪魔が忍び込む」
ものです。