2014年1月24日金曜日

新規事業: 継続/中止?

新規事業がなかなか軌道に乗らない、
計画を大幅に下回っている。
このまま新規事業を継続するか? 中止するか?

多くの企業が直面する問題です。

「ずるずると」というのは、最悪のパターンです。
継続するか? 中止するか?
ここはひとつ「ビシッ」と判断しなければなりません。

「ビシッと判断」ってのは?

何だか長島監督の擬音語の解説みたいになってきましたが・・

中止することは、今までの苦労が水泡に帰すことになってしまい。
なかなか中止という判断はしにくいものです。
何かこのまま継続していたら、
何らかのチャンスや、
何らかのアイデアが浮かぶのでは
風が吹いてくるのでは・・・
だから、当面このまま継続していこう。

ビシッとというのは、決断の時点で、
「こうすれば上手くいく」という仮説があるかどうかです
当然、仮説ですからやってみたら違うことがあります。
この仮説の検証を受け入れるだけの
財務的な体力があるかどうかです。

問題なのは、財務的な体力をたよりに仮説なしに、
風の吹くのを待ったり、
神が降臨するのを期待し
継続するのがまずいのです。
これが「ずるずる」のパターンです。

というのが新規事業に関しての
「継続/中止」についての考える軸の一つなのですが、
よくよく考えてみると、業績が今一の企業についても同様なことが言えます。

新規事業、現行事業にかかわらず、
こうすれば・・・というビジョン・イメージを持って
取り組むことが大切です。