「みんな忙しいので、定例のミーティングが継続しないんです」
とある幹部。
「ところで、そのミーティングの目的は?」
「・・・・・」
「はっきり言うと、ミーティングが目的化してるんじゃない。
要するにたち切れになるってことは、
参加者の誰もがその必要性を感じてなかったということ。
そういう、あなたもね・・・
だからミーティングがたち切れになっても、
だれも、継続しようと言わなかったのかな」
「○○が継続しない」
という問題は中小企業に頻繁に発生します。
こと、報告書に至っては、簡単にたち切れになるものです。
継続しない理由の最大のものは、その必要性自体にあります。
誰かが必要性を感じていれば継続するでしょうし、
だれも、感じていないのであればたち切れになってしまいます。
その必要性とは具体的に言うと、
「継続しない○○(報告書)」の「○○(報告書)」
を受けての何らかのアクションがあるか?
ということになります。
○○を行っても何もアクションが無い、
というのではその必要性は乏しく、
たち切れになるべくして、
たち切れになっているのです。
出張精算書を提出するのは、
出張清算金を貰えるというアクションがあるからです。
これと同じです。
「継続しよう」と声をかける前に、
それを受けてのアクションが行われているのか?
という視点で見てみることも必要です。