お盆前に一通の封書が届きました。
私の使っている名刺の収益の一部を
広島の原爆ドームの維持に寄付したという報告の手紙でした。
広島平和記念公園には、平和を願って折鶴が世界中から捧げられています。
一方、その数は1年間に10tにものぼり、1億円かけて処理せざるを得ず、
平和を願う折鶴が、結果的に環境問題になっているという現実がありました。
その折鶴を、
障害者施設が搬出等を行い(福祉)、
再生紙として甦えらせ(環境)
名刺で平和を祈念し(平和)、
収益の一部を寄付する(平和)。
というビジネスモデルです。
http://hiroshima-orizuru.com/outline/index.html
平和を祈念した鶴が、ゴミとなって廃棄される・・・・
一生懸命鶴を折った人にしてみれば
いたたまれない気持ちになるでしょう。
それが、名刺に折鶴再生紙と明記され、
収益の一部が原爆ドームに寄付される・・・
ビジネスシーンでもその願いは引き継がれる。
毎年賛同者者が増えつつあるとの報告でした。
まずは、広島市民の必需品、
そして広島県民の必需品、
やがて、日本人の必需品、
になっていくことを祈りながら、私も使い続けていきます。