2014年10月27日月曜日

会社の体温計

どうも熱があるみたい・・・

「40.0度。 なに!! すぐ病院に行け」
「37.2度。 熱さましの薬でも飲めば」
「36.4度。 気のせいだよ」

と、体温によって対応が異なります。

体温計というツールを使うことにより、
問題意識が共有でき、具体的な行動も明確になります。

体温計が無いとすると・・・
てんでばらばら、になってしまうでしょう。

会社の運営においても、体温計が必要です。

「会社の体温計」というテーマで
いちど社内で論議してみたらいかがでしょう。

いろいろな気づきがあるはずです。


2014年10月20日月曜日

「すぐすれば、すぐすむ」

ある会社の行動指針の一つです。

ゴロがよく、言いやすい!!

ということもさることながら、
ズバッ、と核心をついていると共感をしました。

仕事のできる人。
すなわち仕事が早い人のことです。

特に、特殊な技能を用しない仕事は、
1つのアクションにかかる時間の
個人差は知れています。

しかしながら、差が発生するのは、
行動に移す時期なのです。

行動にすぐに移す人は、
どんどん仕事をこなしていきます。

一方、意味も無く行動を後回しにする人は、
仕事が溜まっていき、「忙しい」の連発ということに・・・

1つのアクションの早さは、
もってうまれた能力に負うとことが多く、
改善には、それなりの努力と時間を要します。

しかしながら、行動に移す時期は本人の意識です。
やろうと決めたら、「すぐにできる」ものです。

すぐできる
「すぐすれば、すぐすむ」を、
すぐしましょう。


2014年10月13日月曜日

『見て見ぬふり』ができるようになりましたか!

ある経営陣との会話です。

「『見て見ぬふり』ができるようになりましたか、
              それはめでたい!!」

訳のわからない会話のように感じられるでしょう。

「見て見ぬふり」というのは、
一般的に否定的なニュアンスで
使われることが多い言葉です。

この会話には勿論、背景があります。

好業績の企業に、あるマネジメントシステムを導入したところ、
今まで何ら問題や、疑問すら感じることのなかったのが、
いろいろな課題が見えてきた。

という背景です。

「何も見えてない」というレベルから、
次のレベルアップに向けていろいろな課題が見えてきた、
という極めてポジティブな話です。

でも全てに現状着手できない、
優先順位をつけて取り組むと、
「見て見ぬふり」しなければならないものが出てきた。

ということなのです。

「何も見えない」ままでも、
短期的には高業績を継続していくことが十分可能でしょう、
そして、頭を悩ますことも無いでしょう。

しかしながら、より体質の強い企業をつくるなら、
まずは「見えるようになる」ことです。

健康だと思っていても、
健康診断で課題が見えてくるのと同じです。
見えるからこそ、先手先手で対策が打てるのです。

くれぐれも

「見えても、なんらアクションしない」のは
「見えない」と同じですから・・・

見えた中で、
優先順位をつけて取り組もうとすると
すぐに着手できないものがある。
「見て見ぬふり」をせざるを得ないものがある

という話です。
誤解なきように・・・

2014年10月9日木曜日

「わしは奉公を商のうとるのよ」メルマガ第60号

本日、メールマガジン「司馬遼太郎作品に学ぶ経営心得 第60号」
を配信しました。

黒田官兵衛の仕えた、豊臣秀吉を描いた
小説「新史太閤記」より珠玉のフレーズを紹介しています。

「わしは奉公を商のうとるのよ」

日本史上、最も出世した秀吉の「仕事観」をみることができます。

是非、ご一読を!!