2016年6月6日月曜日

「無謀」とは、現実との距離のこと?

「そりゃあ、『無謀』だよ・・」

と、非現実的な、夢のような目標を掲げる人に、
たしなめることはないでしょうか。


辞書で引いてみると、

「無謀:結果に対する深い考えのないこと」

と、説明されています。


往々にして、
目標と現実との乖離が大きい
と思われるときに「無謀」という言葉を使います。

国語辞典であるように、
考えの深さの問題とするならば、


その乖離が大きくても、
本気で達成したいと思い
一所懸命考え、試行錯誤をする場合は
「無謀」はあたらないことになります。

その逆に、その乖離が小さく簡単な問題でも、
考えようとしない、やる気のない人には、
それさえも「無謀」ということになるでしょう。

「無謀」かどうかは、
実行する人の「本気度」
すなわち考えの深さ・強さできまるものです。

現実と目標の乖離の大きさは、
達成するに時間がかかるだけのことです。

大きな目標・夢を「無謀」と
萎ませるのではなく
「本気度」に着目し、支援・応援し
取り組むことが肝要です。