毎年新年に、社員が「今年の目標」を発表する
という取り組み行っている。
と、時々聞くことがあります。
先日、ある会社に訪問した時のことです。
この会社も新年に、自分の目標(仕事でもプライベートでも、OK)
を発表しあうようです。
中には「新車を買うぞ!」というのも・・・
ここまでは、よくあるパターンです。
しかしながら、この会社の立派なところは
発表の後のフォローアップです。
短冊に書かれた目標は社長室に掲げられ、
決して社長室の景色になるのではなく、
社長が時折その短冊の内容を眺め、
機会を見つけては社員との話題にするようです。
そして年が明け、目標が達成できた社員には
社長から金一封を送る。
ということを、25年以上も継続して実施しているのです。
目標を発表する・・・というのはあれど、
ここまできちんとフォローアップし、
それも四半世紀も継続するというのは
なかなかできることではありません。
「人が大切・財産」という考え方について
誰しも、疑問を挟むことはないでしょう。
しかしながら問題は、その本気度。
この会社の社長がどれだけ、
人を大切に、貴重な宝としているかを
垣間見たのでした。