2019年2月19日火曜日

「闘戦経」講演しました

昨日、広島銀行 銀山町支店主催のトゥモロークラブで
「ビジネスリーダーのための闘戦経」を講演してきました。

「闘戦経」との出会いから始まり、900年前からの系譜、
そして53章をいくつかの切り口で整理し、
お話しさせていただきました。

皆さん最後まで、熱心に聞いていただき
ありがとうございました。

何かしらのヒントや参考になるものがあれば、と願ってやみません。

また、支店の皆さまには万全のご準備を整えていただき
心より感謝いたします。

開始前に行員の方から
「メールマガジンを毎月楽しみにされていて、
 本日是非参加したいという方がいらっしゃいます」
と伺いました。

毎月見えない読者を想像し、
何度も書き直し継続してきたメールマガジン。
想いが届いてる読者の存在を知り、
手放しに嬉しく思いました。
そして、これからも頑張れ!!
とエールを送っていただいたように感じました。

この度は、ありがとうございました。

2019年2月16日土曜日

メルマガ読者 出版記念プレゼント応募締め切らさせていただきました。

メールマガジン「司馬遼太郎作品に学ぶ経営心得」を
愛読いただいている読者に
 
「ビジネスリーダーのための『闘戦経』
 ~日本最古の兵書が導く経営の原理原則~」
   (発行:2018年12月02日)

の出版記念プレゼント企画をご案内のとおり、

昨日をもちまして応募を締め切らせていただきました。 

多数の応募をいただきありがとうございました。

2019年2月15日金曜日

36年前の・・・

昨日のこと、ある経営者との雑談
 
「臼杵さん ええもの見せよう・・・」
 
と、クリアーファイルから取り出し、
4つ折を広げるとA2サイズ位の大きさの紙。
 
箇条書きで7つくらいの項目が
 
事業項目は・・・
従業員数は・・・
利益額は・・・
福利厚生は・・・
 
と書かれていました。
 
いくつかは数年前に実現、
今年実現したのが〇〇、
そして、今から手掛けるのが〇〇で一番やりたかったこと
 
と社長の説明。
 
どうもその紙が気になり、ひっくり返してみると
1983年9月のカレンダー
「えっ、これ1983年に書かれたものですか?」
 
事業を立ち上げて間もないころに、
「俺は、このレベルでは終わらないぞ!」
と描いた事業ビジョンでした。
 
永くお付き合いで多くのことを知っているつもりでした。
まさか、36年前にこんな想いを持たれていたなんて・・・
 
そして今から手掛けようとする事業が、
彼にとって、どんな意味を持つのか、
どんな想いなのかが伝わってきました。
 
時を刻み変質した36年前のカレンダー、
古いカレンダーの裏紙かもしれませんが、
私にはキラキラ輝く宝物のように映りました。

2019年2月9日土曜日

「外傷は病気ではない」メルマガ第112号

本日メールマガジン
「司馬遼太郎作品に学ぶ経営心得」 第112号
を配信しました。

今回も前回に引き続き、
明治政府の司法卿として敏腕をふるった
江藤新平を描いた「歳月」からご紹介しています。
 

◇◆◇◆◆◆◆ < 珠玉の言葉 > ◆◆◆◆◆◇◆◇
  「外傷は病気ではない」
    歳月 (上) 蓄妾問答
◆◆◆◆◆◇◆◆◆◆◇◆・◆◆◆◆◆◇◆・◆◆◆
佐賀藩の改革を行い、
新政府に呼び戻された江藤は刺客に襲撃されます。
その病床を岩倉具視が見舞した場面からです。
 
「つまり、外傷は病気ではない、ということでござりまする」
 
と話しだす江藤に、
岩倉はなにをあたりまえのことをと思います。
 
江藤の真意は???
 
是非、ご一読ください!!

2019年2月5日火曜日

こんな形で役立つとは・・・・

某クライアントとの打合せでのこと。
 
「この問題を解決するヒントが『闘戦経』に・・・」
と私が言うやいなや
 
「ちょっと待ってください」とクライアント。
携帯電話を取り出しおもむろに何やら検索・・・

「何? 何?、どうしたの?」
と携帯の画面を見せてもらうと、
 
私の本を読んでくださり、内容をまとめたものでした。
























こんな形で、役立てていただいてるなんて、
感謝・感激でした。
 
また某社社長との経営計画の打合せでも・・・

想定以上に順調に進捗し計画前倒し状態のなか、来期は、

前倒しのまま進むか? 
それとも踊り場を作って内部充実を図るか?
という打ち合わせ。

「どんどん進むよ、速度は落とさないよ」と社長。
 
「それに伴い課題や問題もどんどん発生します。
 それらを解決せんといけん(広島弁:「しなければならない」)
 のは覚悟の上ですか?」と返す私に。
 
「『鯉は満身創痍になりながら滝を登る、そして龍になる』
 (闘戦経 第42章)と書いてあった。どんどん片づけるで~」
と社長。

「こりゃ~あ、参りましたわ!!」
 
という楽しいやり取りもありました。

著述業が本業でない私にとって、
本のどこかの1章が、1ページが、1行が、1つの言葉が
ビジネスリーダーのヒントになったり、役立てていただくことが
最高の報酬です。
 
数年かけてきた努力と労力が報われたことを
実感した瞬間でした。
 
ありがとうございました。