2020年4月21日火曜日

コロナ対策の申請・手続きと併せて・・

連日コロナの報道。

いつまで続くのか? 先行きが見えない?
と心配したり、不安を抱きます。

助成金・協力金・緊急融資等々の策も準備されています。
活用できるものは徹底的に活用です。

ただ、闇雲にそれらを申請・手続するだけでなく
併せてやっておく必要があるのが、
大雑把でも緊急プランを作っておくことです。

例えば、最悪の状態〇〇ヶ月、半分回復状態〇〇ヶ月、
8割回復状態〇〇ヶ月と設定して、
必要資金を算出し、資金の圧縮(家賃減額・返済減額等々)、
調達(助成金・協力金・融資等々)を検討した緊急プランです。

 このプランをもつことで全体像が見渡せ
「これで〇〇ヶ月は大丈夫」と肚がくくれます。
落ち着きが違ってきます。

そしてもうひとつ。

・緊急期間に徹底して実行すること、
・いままで実行したくても着手できなかったこと等、

大小とりまぜて紙一杯になるくらい書き出すことです。

これらの実行を、不安や心配を抱く暇がなくなるくらい
徹底的に取り組んでいきましょう。

2020年4月18日土曜日

「利益」は保険

クライアントとの打合せでコロナウイルス対策について
論議することがありました。そのなかで、

「おかげさんでそれなりの利益があるから、
 コロナ対策の選択肢も広くとれる。
 (いつも臼杵が言う)利益の意味がわかったように思う」

と、同様の趣旨を何人かの経営者が口にされていました。

私が日頃言っている利益の意味とは
「社会から存在を求められる尺度」だと。

かのP.F.ドラッカーは
「利益は(企業が存続するための)条件」と表現し、

利益のもつ機能について
①利益とは成果の判定基準である
②利益とは不確定性というリスクに対する保険である
③利益はよりよい労働環境を生むための原資である
④利益は、医療、国防、教育、オペラなど
   社会的サービスと満足をもたらす原資である
と著書「マネジメント」で記しています。

前述の経営者のコメントは、ドラッカーのいう機能②の
「不確定性(コロナ)というリスクに対する保険(利益)」
をドンピシャで実感した、というものでした。

2020年4月15日水曜日

ネットコンサルティング 試行開始!


いつかは・・・、と考えていた
「ネット会議を取り入れたコンサルティング」

先日、「悪の中に善あり」とメルマガで配信しましたが、
コロナ悪の中の善の一つを、
「ネット会議を利用したより効果的・効率的な業務革新」
と位置づけ実行することにしました。
 
今まで、ネットを利用して青森と講演をしたこともあれば、
何度か会議をした経験はありましたが、
例外的な位置づでしたが、通常の業務に織り込もうと試行しています。
 
ということで、

1、まずはネット会議と言われるソフトをリストアップ
 (20種類くらいありました)

2、そのなかで無料で利用できるものを絞りこみ

3、慣れていないクライアントもあるだろうと
  参加者が事前登録しなくてすむものを見つけ

という作業をしました。

結果、Bizmee, Wherebyを中心に利用することにしました。

Bizmeeは以前使ったことがありましたが、
Wherebyは知りませんでした。

PCに慣れているところにはZoom・・と、 
 
Zoomの背景を変更(サンフランシスコやマツダスタジアムに)
して喜んでいるレベルで、まだまだ慣れずという感じです。
 まあこれも、コロナが収束するころには
きっと普通に使えるくらいにはなっていることでしょう。
慣れるしかないですよね!!

コロナと言えば私の頭は中では、
トヨタの車、コロナ、コロナマークⅡ、

そして金星のおぼろげなロマンを感じさせるリングでしたが、
いずれ「COVIDー19」になってしまうのでしょう。

2020年4月10日金曜日

 「 人の世にしくじりというものはないぞよ。すべて因果にすぎぬ」メルマガ第126号

本日メールマガジン第126号を配信しました

今回も引き続き斎藤道三を描いた
「国盗り物語」からご紹介しています。
 
◇◆◇◆◆◆◆◆◇◆ < 珠玉の言葉 > ◆◆◆◆◆◇◆◇◆◇◆
 
 「 人の世にしくじりというものはないぞよ。すべて因果にすぎぬ。
  (中略)悪といい善というも、モノの片面ずつにすぎぬ。
  善の中に悪あり、悪の中に善あり、
  悪因悪果をひるがえして善因善果にする者こそ、
  真に勇気、智力のある英雄というわい 」 
 
     国盗り物語 (二) 舞いもどり
◆◆◆◆◆◇◆・◆◆◆◆◆◇◆・◆◆◆◆◆◇◆・◆◆◆◆◆◇◆

よそ者の道三が美濃の政治・経済実権を握ろうとしている、
と国衆から反発され、絶体絶命のピンチを切り抜け、
京にもどった道三が油問屋の女将の妻と会話する場面から
ご紹介しています。示唆に富む言葉です。
 
是非、ご一読ください。