今回も引き続き斎藤道三を描いた
「国盗り物語」からご紹介しています。
◇◆◇◆◆◆◆◆◇◆ < 珠玉の言葉 > ◆◆◆◆◆◇◆◇◆◇◆
「 人の世にしくじりというものはないぞよ。すべて因果にすぎぬ。
(中略)悪といい善というも、モノの片面ずつにすぎぬ。
善の中に悪あり、悪の中に善あり、
悪因悪果をひるがえして善因善果にする者こそ、
真に勇気、智力のある英雄というわい 」
国盗り物語 (二) 舞いもどり
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よそ者の道三が美濃の政治・経済実権を握ろうとしている、
と国衆から反発され、絶体絶命のピンチを切り抜け、
京にもどった道三が油問屋の女将の妻と会話する場面から
ご紹介しています。示唆に富む言葉です。
是非、ご一読ください。