2020年12月22日火曜日

コロナに対峙する指導先

先日、指導先に訪問した時のことです。

「忘年会、コロナ第3波でキャンセルが続きました。」
と社長からの報告。

「そうなんだ」
と、数ヶ月前に策定した計画と比較していきました。

「そもそも、12月コロナの影響が続くかもしれないと
 忘年会”0”で計画立てているじゃない・・・
 『計画どおり』の進捗だね」

コロナの第1波襲来時に、コロナ用に計画を修正しました。
2021末(ワクチンが開発される時期と想定)まで
売上の最悪(12月忘年会”0”)を設定し、
その前提で資金繰等も検討し作ったものでした。

その後、コロナ第1波の収束、地元の振興キャンペーン、
もちろん企業努力等々もあり、計画以上の業績を残してきました。
その矢先、第3波影響により忘年会のキャンセルが続いての
社長の報告でした。

「『計画どおり』なんだからキャンセルを気にするよりも、
 計画で立案した経営の改善課題の進捗を気にするべき」

が私のアドバイス。
課題の進捗状況をヒアリングしていきました。

課題の進捗ついて、改善してきた内容を話す社長の表情は
生き生きとしていて、(コロナ)以前のやり方より
数段レベルアップしつつあることを共有できた時間でした。

「コロナ期間は凌ぐだけ凌ぐ。
 開けたら楽しみだね〜」

「コロナに負けずに、いやコロナを糧にして頑張ります」
と話す社長でした。

コロナにきちんと対峙し、将来の糧にする素晴らしい姿を
見せていただきました。
ありがとうございました。引き続き頑張れ〜