「(年間予算の)月別ブレークダウンのがおかしいのでは?」
と問題提起した手前、そのベースになった経理処理を
確認することがありました。
該当する元帳を見てみると 、そのなか
簡単な仕訳のはずか、複雑怪奇な処理が行われて
どういう経理(仕訳)処理なのか
どういう経理(仕訳)処理なのか
さっぱり理解できないものがありました。
あるべき勘定残高を設定し、逆算するような形で
その処理(仕訳)の妥当性を確認してみると、
結果的には合致していました。
しかしながら、わざわざ仕訳の数を増やし
こねくりまわしたような処理にしている理由は何か?
その意図は理解はできないままでした。
意図はできなかったものの、ある意味納得するものがありました。
それは
「アウトプット」はOK、
しかしながらその途中の「プロセス」に問題あり、
この現象は財務・経理面だけでなく、
それ以外の側面にも発生しているものでした。
それがこの処理(仕訳)にも表れていたのでした。
「アウトプットはOK、ただその過程はぐちゃぐちゃ」
それができるのは相当な技能(?)の持ち主です。
(決して褒めている訳ではありません。思いっきりの皮肉です)
ホントに高い技能を持つ人であれば、
このぐちゃぐちゃを整理してシンプルにできるはずです。
「複雑」と「ぐちゃぐちゃ」は違います。
そもそもそ業務自体が複雑性を有しているものは「複雑」になります。
ただこの場合は、少し処理の手順が多くなるだけで
きちんと論理的に組み立てられ、すっと頭にはいります。
「ぐちゃぐちゃ」は業務自体はシンプルにもかかわらず、
基本の理解・徹底がされていないために整理できず、
ぐちゃぐちゃにしてしまっているケースです。
(このケースは何度聞いても意味がわかりません)
今回、問題提起した「ぐちゃぐちゃ問題」。
整理をなんとかつけ目鼻立ちがつきました。
あとは徹底運用にかかっています。
少々時間のかかるでしょうが根気つよく、
フォローアップしていきます。