11月にバンド演奏をすることになり、最近はその練習をしています。
曲はほぼ弾けるようになったのですが、困ったことがあります。
コードチェンジを一つ間違える。
「あっ、間違えた」と思った瞬間、頭が真っ白になる。
そして、今どこを演奏しているのか分からなくなる。
一つのミスが、次のミスを呼んでしまいます。
そんな時、こんなアドバイスをもらいました。
「本番で重要なのは、一度も間違えない能力より、
間違えたあと、1〜2小節で戻れる能力です。」
なるほど。
考えてみれば、これは経営も同じです。
経営に「ノーミス」はありません。
新商品が思ったほど売れない。
採用した人が期待通りに育たない。
設備投資の判断を誤る。
受注を読み違える。
どれだけ考え、準備しても、失敗することはあります。
問題は「失敗したこと」そのものではありません。
失敗した後も、
「あの判断が悪かった」
「誰々が悪かった」
「こんなはずではなかった」
と、いつまでも失敗した場所に立ち止まってしまうことです。
バンド演奏では、自分がコードを一つ間違えても、曲は待ってくれません。
ボーカルも、ドラムも、ベースも、次の小節へ進んでいきます。
そこで間違えたコードを弾き直そうとすると、
かえって曲から取り残されてしまいます。
間違えたコードは捨てる。今、曲がどこまで進んでいるのかをつかみ、
次の小節から演奏に戻る。これが「リカバリー」です。
経営も同じです。過去の失敗を検証することは必要です。
しかし、過去に戻って失敗をやり直すことはできません。
だからこそ、
「なぜ間違えたのか」と同時に、
「今、どこにいるのか」
「どこから立て直すのか」
を考える必要があります。
失敗しない会社が強いのではない。
失敗しても、すぐに現在地を確認し、次の一手を打てる会社が強い。
「転ばないこと」より、「転んだ後、いかに早く立ち上がるか」。
どうやら経営者にも、バンド演奏にも必要な能力は同じようです。
もっとも私の場合、まずはコードを間違えない練習も必要なのですが……。
Text reviewed and edited with support from Charlotte Grace Ashford
(AI Assistant, aka “Lottie”)