「注文量が減った・・・」
残念ながらよく聞くフレーズです。
今のご時世、注文があり余って処理できない・・・というのは
なかなかないのではないでしょうか。
そこで出てくる方針は二つしかありません。
・新規の顧客の開拓
・既存顧客の深耕
新規顧客の開拓は時間がかかる・・・・
既存顧客が成果が早そう・・・
ということで、既存顧客の深耕を重点的に回ろう
という方針を採っている会社が多いことと思います。
この方針自体は、おかしくもねければ、間違ってもいない。
でも、思うように成果がでない。
「既存顧客を訪問しているのですが・・・」
という状態になっていないでしょうか?
この状態に陥っているケースとして、
「顧客への関心が薄い」
という原因があります。
例えば、B to B(法人相手)ならば、
お客様の、
・業績状況は?
・従業員の構成の変化は?
・全体における当社のシェアは?
・顧客の現在の経営方針は?
・等々
をきちんと把握できているでしょうか?
その中で、当社の役立てることは何かを考えているでしょうか?
一度、確認してみてください。
確かに注文をもらうことも必要です。
でも、ちょっと考えてみてください。
顧客があなたのことを、わざわざ関心を持ってくれるでしょうか?
ごく希な例としかいえません。
あなたが、顧客のことを、
あなたの専門(事業)の領域から、
関心をはらい、そして顧客以上に考えるからこそ、
あなたに頼むのです。
「顧客への関心」こそ、最大の重要なテーマ。
そして、事業の基本中の基本。