ある仕組を全社展開するこを幹部の皆さんと取り組んでいます。
何せ200人規模のプロジェクト。
運営体制、展開順序等々と検討することは山積み。
何度も計画を修正して、やっと納得できるレベルのものができつつあります。
ある幹部が
「先生(私のこと)、やることが沢山ありますね~」
「そうなんです。
多くの人達を巻き込むには、リーダーが先々にいろいろなことを考えておく必要があるんですよ」
そして、ちょっとお説教
「今まで、同様のレベルの取り組みがあったよね。
今回みたいに、しっかり計画検討してなかったでしょう。
やり始めて、いろいろと問題が出てきたり、後戻りしたり、そして挫折したり・・・
今回のプロジェクトが、特別やるべきことが多いのではなく、
今までのものも、同様に大変だったはず。
それを事前に考えずに、やみくもに取り組んで、ぐじゃぐじゃになってたんでしょう。」
図星。
今回のプロジェクトを通して、全社を巻き込んで推進していく要領を
是非、学んでみてください。
もうひとつ、別の会社での話。
ある設備の導入が進んでいました。
各々が、それぞれに頭の中でスケジュールを描いていました。
要するに、はっきりした計画がない。
どうも心配なので、業者を読んで、社内の人たちと確認してみました。
白板に書きながら、導入に必要な業務をスケジュール化してみると、
残念ながら、導入予定に間に合わない。
そして、業者の導入イメージと、こちら側の導入イメージの違いも
浮き彫りに・・・
導入イメージ違いはきちんとすり合わせることはできたのですが、
事前に、きちんと計画を立てていれば・・・・・・
あるテーマを本気で取組、具体的に誰が、どうするのか・・
を明らかにすること、それが計画に他なりません。・