2011年8月12日金曜日

「10時開店です・・・・」???

小売店の前で沢山の顧客が待っている。
そして10時のチャイムとともに扉が開かれ、店開きとなる。

新製品の発売、数量限定の商品の販売等々ならいざ知らず・・
この光景に違和感を感じることがあります。

このの光景は、

「顧客が並んでいようが、何だろうが、
            10時までは絶対に開店しません」

というメッセージとしか理解できません。
そして、「顧客満足」「顧客第一」と
謳っていたりするわけですから、なおさらです。

もし、あなたが小さな町で、家族と商売を営んでいたとしたら・・・・
そして、暑い中、寒い中を、外で待ってくれているお客があったならば・・・

開店時間をカウントダウンして・・・
というようなことをするでしょうか?

「ちょっと、待ってて下さい。すぐに準備しますから・・・」
と声をかけて、準備でき次第顧客を招き入れるでしょう。

開店時間というのは、

「準備を完了して、遅くても●●時には開店します」であり。

閉店時間というのは、

「早くても▲▲時までは、完全な状態で店を開けておきます」なのです。