小売店の前で沢山の顧客が待っている。
そして10時のチャイムとともに扉が開かれ、店開きとなる。
新製品の発売、数量限定の商品の販売等々ならいざ知らず・・
この光景に違和感を感じることがあります。
このの光景は、
「顧客が並んでいようが、何だろうが、
10時までは絶対に開店しません」
というメッセージとしか理解できません。
そして、「顧客満足」「顧客第一」と
謳っていたりするわけですから、なおさらです。
もし、あなたが小さな町で、家族と商売を営んでいたとしたら・・・・
そして、暑い中、寒い中を、外で待ってくれているお客があったならば・・・
開店時間をカウントダウンして・・・
というようなことをするでしょうか?
「ちょっと、待ってて下さい。すぐに準備しますから・・・」
と声をかけて、準備でき次第顧客を招き入れるでしょう。
開店時間というのは、
「準備を完了して、遅くても●●時には開店します」であり。
閉店時間というのは、
「早くても▲▲時までは、完全な状態で店を開けておきます」なのです。