2012年4月6日金曜日

懲りずに、まだ繰り返している・・・PDCA

昨日、某社でPDCAについてお話する機会がありました。
本日は、PDCAについて・・・


ビジネスマンの基本として教えられる手法です。
基本中の基本、そして企業経営の根幹
と言っても過言ではありません。
言ってみれば、「計画を立てて、実行して、評価して、改善する。」
というだけのことです。
簡単と言えば簡単。
しかしながら、奥深いと言えば、奥深い・・・


カネボウ、ダイエー等の再建をてがけた、
前産業再生機構のCOO冨山和彦さんの
会社は頭から腐る」という著書に


「実際に、うまくいっている会社とそうでない会社の違いは、
 戦略立案の優劣ではない。
 PDCAがよく回っている会社がよい戦略にたどり着く」


「実は企業の強さを分けるのは、PDCAの精緻さの差なのである」


という下りがあります。


PDCAという概念は、上記のように極めてシンプルですが、
それを、をきちんと回し実践するのは、難しいものです。


性懲りずに、まだ同じ事繰り返している・・・
学習していない・・


と感じる時、それは組織のどこかで
PDCAのどこかが、欠落しているのかも知れません。