尊敬されるリーダーもいれば、
形式上は話を聞いていても、実質的には無視されているリーダーも。
話をじっくり聞いてくれるリダーもいれば、
いつもガミガミ小言ばかりのリダーも。
様々なリーダーが存在します。
今日は、二つの軸からリーダーを分類してみましょう。
一つは「好かれる」か「嫌われるか」
もう一つは「頼りになるか」「頼りにならないか」という軸です。
4つの分類が見えてきます。
1「好かれ」x「頼りになる」
2「好かれ」x「頼りにならない」
3「嫌われ」x「頼りになる」
4「嫌われ」x「頼りにならない」
もっとも良いのは、1の「好かれ」x「頼りになる」
は言うまでもありません。
最悪なのは、4の「嫌われ」x「頼りにならない」
というのも言うまでもありません。
存在価値なしです。不要な存在です。
問題は、2と3です。
嫌われること、より好かれることの方がいいには決まっています。
それが、人間の性です。
しかしながら、好かれよう、好かれようとすると、
チームへの配慮の方が、チームの目的や目標よりも優先して
しまうようになります。
リーダーの役割とは、チームに所定の成果をもたらすことにあります。
少々厳しいことや、口うるさいことを言わざるを得ない局面ばかりです。
嫌われても、この人に率いられていば必ず所定の成果を得られる
という信頼関係、頼りになるという関係が優先です。
ついつい、「リーダーは好かれなければならない」
錯覚してしまうことがあるものです。
まずは、目指すは「嫌われ」ても「頼りになる」からスタートです。
それらの積み重ねの中で、そのリーダーの根っこの部分
を理解することを通じて、
いつしか「好かれ」&「頼りになる」に変わっていくのです。