先日の講演会後の会食での話です。
「先生、デス・ノート書いていますよ」
「デス・ノートって?」
「前に教えていただいた・・・」
「???」
実は2年半前に講演会後の2次会でお話したことでした。
その内容というのは、
**************************
経営者をやっていると、
言いたくても言えないことが沢山あります。
私も社長になって、専務時代の1/10の口数になりました。
トップになると後がない、これを言っては終わり・・
というのも多くあります。
そこで、誰も言えない気持ちのはけ口として
ノートに書きなぐるのです。
書き出しは「バカヤロー」「何考えているんだ」・・・
とぐちゃぐちゃの文字から始まります。
行数を重ねていくと、少しニュアンスが変わっていきます。
1ページも気持ちを吐き出したら、文字も落ち着きだします。
そして、「ちょっと待て、確かにバカヤローなんでだけど、
俺も●●しておけば良かったのもかも知れない」と。
そして、終わりの方になると、
落ち着きを取り戻し、
「俺の、普段の甘さや、いたらなさが・・・」と
他人対する批判や感情から、自分自身の振り返り、
自らの反省になるんですよ。
「やってみたら・・・」
****************************
というものでした。
この内容を実践したという報告でした。
「で、どうでした?」
「瞬間湯沸かし器の自分が少し変わったように感じます。
部下に、変わったって言われました。」
それは、良かった!! 良かった!!
効果があった見たいでした。
「それとね、ちょっとネーミングが違うんだけど
このノートの名称は
『State of Mind Note(心模様)』
って名前なんだけどね・・・」(笑い)