昨日の東京都の市場問題についての内部調査の報告がありました。
知事の記者会見の報道を見ていて、ある本を思い出しました。
山本七平さんの「空気の研究」です。
「至る所で人びとは、
何かの最終決定者は『人でなく空気』である、
と言っている。」
と序文にあり
そして、
「われわれ祖先が、この「空気の支配」に全く無抵抗だったわけではない。
少なくとも明治時代までは「水を差す」という方法を、
民族の知恵をしてわれわれは知っていた。」
と、組織をあずかるものは一度は眼を通しておいたほうがよさそうです。
「空気」と「水」があって人間は生きれるんですよね。