経営の要の要「PDCA」
ビジネスマンなら切っても切れないツールです。
「PDCAを回せ」と多くの企業で言われています。
ドンドン回してください。
その中、老婆心ながら一言・・・
というのが本日のコラムのテーマです。
「P」というのは説明するまでもなく「Plan」(計画)です。
どうも、この計画の概念がしっくりしない中小企業が多くあります。
具体的には
・「目標●●5%アップ」で、「Do」に入るケース
・「具体的活動計画」だけで、「Do」に入るケースです
すなわち、「目標」と「計画」という二つの概念が
きちんと設定されていなくて「Do」に入るというパターンです。
達成レベルを明らかにする「目標」と
その「目標」をどうやって達成するかという「計画」、
この二つの概念が必要なのです。
「PDCA」の「P」の中に
「目標」と「計画」が含まれている、
と理解するのでもいいでしょう。
「PDCA」を考える前に
「目標の設定」が必要、
と理解してもいいでしょう。
どちらでも結構です、「目標」と「計画」この二つの概念があれば。
そして「PDCA」を回す前には、
「See」(見る):現状をつぶさに認識する
「Think」(考える):現状をきちんと認識した中で、
「どの方向に向かっていくか?」
「何を重点とするか?」と考える
というプロセスがあることもお忘れなく。